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愛媛と私〜2024年J2第6節 レノファ山口FCvs愛媛FCに寄せて〜

皆さん、こんにちは。野村です。

今週水曜日に行われた、2024年J2第5節、徳島ヴォルティスvsレノファ山口FCは、見事山口が勝利!私は東京PV会場から声援を送りました。

HUB浜松町店は徳島と柏の応援店舗。昨年に続き、快くレノファ山口サポーターを迎え入れてくださり、本当にありがとうございます。
勝利直後の写真。秋田戦に続いて東京PV2連勝!みんな、すごくいい顔してる!右端は胸スポンサー会社ユーピーアールの酒田社長。普段はほぼ現地に行ってますが、現地に行けなくてふらっとここに来てくださるフットワークの軽さよ。私たちと一緒にやんや言いながら観戦するガチサポです。
試合終了後はノーサイド。徳島サポさんと一緒に記念写真。また一緒に観戦しましょう!
祝勝会でそのままHUB浜松町に残って、飲みながら試合のことや山口のあれこれ話するんだけど、会話が止まらない。みんな饒舌!

さて、レノファ山口は3/24(日)の第6節、ホームで愛媛FCと対戦します。

今回は、愛媛にまつわる個人的な思い出をnoteします。


愛媛県には中学生の時に就学旅行で行きました。しまなみ海道の一部をレンタルサイクルで渡って、その後はバスに乗って愛媛入りしたことを覚えています。

レンタルサイクルで長い下り坂を下っているとき、調子乗りな同級生が猛スピードで滑走し、そいつが急ブレーキをかけたら自転車ごと豪快に一回転した光景をはっきりと覚えています。

さて、愛媛県出身の方というと、私には忘れられない…というか、ずっと応援している方がいます。

cokiyu(コキユ)さんという愛媛県出身の音楽家の方です。

cokiyuさん

愛媛県にある四万十川上流の山間で生まれ育つ。 音大在学中に電子音楽や現代音楽を制作しライブ活動を開始。2007年に1stアルバム『Mirror Flake』、 2011年に2ndアルバム『Your Thorn』を発表し、デンマークやオーストラリア、アジアでもライブ活動を展開。 昨年、映像作家の北川陽稔と共にマルチチャンネル音響インスタレーション作品『sidhe(シー)』を原宿VACANTにて上演。 60分のサウンドトラックをリリースした。 また、中島哲也監督の『告白』など、映画やTVCMへの楽曲提供、歌唱も行っている。

https://www.cokiyu.net/bio.html

大学生のとき、私はCRJ-Fukuokaという福岡の音楽好きの学生が集まる団体に所属していました。

半年に一度ぐらいのペースで、ライブハウスやイベントスペースを借りて、地元福岡のバンドや県外からもゲストを呼んでライブイベントを主催していました。

当時ポストロックやエレクトロニカというジャンルの音楽をよく聞いていた私は、ある一曲を聞いて「なんて美しい声なんだ!」と衝撃を受けました。その曲がこちら。

ausという日本のソロアーティストが2007年にリリースしたアルバムに収録されていた「With Rain」という曲。ボーカルとしてcokiyuという方が参加されていると確認。

調べてみるとcokiyuさんは、東京で活動されている女性ミュージシャンで、ソロでライブに出演したり、トクマルシューゴ&ザ・マジックバンドにトイピアノで参加されていて、そして、近々アルバムをリリースされる模様と。

これは、絶対に福岡にお呼びしたい!もっとcokiyuさんの音楽、歌声をたくさんの方に聞いてもらいたい!

そんな一心でcokiyuさんへメールでコンタクトし、2007年7月、福岡に来て頂くことが決定しました。

その前に、2007年の4月末に私は福岡から東京に飛びました。cokiyuさんがバンドメンバーとして出演するトクマルシューゴ&ザ・マジックバンドのライブが渋谷で、そして同日に私の好きなミュージシャンやバンドが多く出演するライブが新宿であるとのことで。

CRJ-Fukuokaはラジオ番組(CROSS FMという福岡のラジオ局の深夜番組)もやっていて、cokiyuさんやその他のミュージシャンに事前にお声がけし、ラジオ用にインタビューを収録させてもらいました。

最初に新宿に行って何組かのインタビューを収録し、その後渋谷へ移動してトクマルバンドのリハを拝見し、リハ後にcokiyuさんへインタビュー。

初めてcokiyuさんにお会いした印象は、ほんわかした雰囲気で、かわいくて、優しくて、素敵な方だなあと。

音楽を好きになったきっかけ、アルバムの話、福岡の印象など。イベントにお呼びする前にお聞きしてラジオで流すことができました。

「愛媛出身なので、西のほうの人はみなさん良い人の印象です」と福岡県民向けに答えてくださったことをよく覚えています。当時のインタビューを収録したMDが見当たらず、書き起こしできないのが残念。

この日、cokiyuさんが出演された渋谷o-nestでのライブ本番は見ることができず、再び新宿に戻って別のバンドのインタビューを収録したり、ライブを見たり。

この日の最後は、私が最初にcokiyuさんを認識した曲を作ったausさんと、その音楽仲間である宮内優里さん(現在はEテレの音楽を手掛けたりしていて、星野源やYMOの故高橋幸宏などとも共演経験のある方)のライブを見たあと、新宿の中華料理屋で、ausさんと宮内さんに中華をご馳走になりながらインタビューを撮らせてもらいました。

当時イベント用に私がデザインしたフライヤー。初めてイラストレーターを使い、色々といじりながら仕上げました。(裏面も)

福岡に戻り、イベントに向けて準備を進めていましたが、イベント直前、福岡に台風が接近し、飛行機が飛ばないかもというリスクがでてきました。

cokiyuさんにご相談し、直前で飛行機をキャンセルして新幹線に旅程を変更頂き、無事福岡に来て頂くことができました。

博多駅までcokiyuさんを迎えに行って、お顔を見たときは嬉しかったな。

イベントは、福岡市内のart space tetraというイベントスペースを借りて行いました。

ちょうど福岡では「博多祇園山笠」というお祭りの真っ最中。イベント会場の前も山車が通るという熱気の中、なんとか台風も逸れてイベントを開催することができました。

イベント会場前を山笠(山車)が通ります!活気がすごい!
ライブ中のcokiyuさん。小さなイベントスペースでしたが、20〜30人ほどが集まったと記憶しています。
終了後は中洲川端商店街の店で打ち上げ。商店街の中に立派な飾り山笠が鎮座しています。

この日はcokiyuさんのほか、今は東京で活動していて当時は福岡にいらっしゃったkashiwa daisukeさんなどもお呼びしました。kashiwaさんは今や多くの映画やCMで音楽が起用されている方。

祭りの熱気、台風の湿気、それを吹き飛ばすcoolな音楽。小さなイベントスペースだったので、広く大衆に広められたわけではありませんが、良質な音楽を目の前で堪能できるイベントを開催できたと自負。

私がCRJ-Fukuokaに参加して、自分が惚れ込んだミュージシャンの方を招聘する初めての機会でした。cokiyuさんに来てもらい、イベントを開催できたことが本当に嬉しかったです。

mixiに残っていた2007年当時の日記。拙い文章は当時から変わらずですな。(開き直り)

元々音楽以外にお仕事をされていて、頻繁にリリースがあるわけではありませんが、今もcokiyuさんは音楽を作り続けています。

私が最後にライブを見たのは、2016年のこちら。この時はお話できずじまいだったので、長らくお話できていませんが、いつかまたお会いしたいな。

今はCM音楽などを手掛けていらっしゃったり。しばらくライブはされていないですが、ファンとしてはまたいつか演奏し歌っている姿を見たいものです。

cokiyuさんは東京から一度四国に戻り、現在は静岡に住んでいらっしゃっるそうで、実は山口でも愛媛でもない、オレンジのチームの試合をたまに観に行っているとのこと。

むむ、ライブハウスではない場所で相手サポとして再会してしまうかも?

今やっているレノファ東京PVの活動とは違いますが、自分で企画してイベントをやってみたという意味では、福岡にcokiyuさんをお呼びしたイベントは、私にとって原点のようなものでした。

2007年、今から約17年前に福岡に来て演奏してくださって、本当にありがとうございました。これからもファンとしてcokiyuさんの音楽を楽しみにしています。


そんなことで、今回は愛媛出身の音楽家、cokiyuさんとの思い出をご紹介しました。

3/24(日)J2第6節のレノファ山口FC vs 愛媛FCは隣県のオレンジダービー。

J2昇格後も安定した戦いぶりを見せている愛媛に対して、山口は前節に続いて連勝といきたいところ。

ガッツリと雨の予報が出ているのが心配ですが、ルヴァン杯を含む5連戦の最後、怪我なく終えてもらいたいと思います。

私はdaznで自宅から応援します!

あ、あと愛媛といえばこの曲も忘れられない。大学の先輩がカラオケでこの曲を歌うのがたまらなく好きだったな。愛媛といえば、やっぱりみかん!

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