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同じ"系外惑星" でも、、

1995年、太陽系外惑星が初めて見つかったというニュースには大興奮しました。ウルトラセブンをリアルタイムで見て育った世代ですから。
ノーベル物理学賞受賞「太陽系外惑星の発見」をもたらした発想の転換

2018年、太陽系外衛星のニュースにもロマンを感じました。
NASA、系外惑星の衛星らしい天体を初めて発見

そして、2021年10月、まだ確定ではないものの、とてつもないニュースが飛び込んできました。【銀河系外惑星】、それも、数10万光年、数100万光年(お隣の大銀河、アンドロメダ大星雲の範疇)どころではなく、いきなり3000万光年近くの、とてつもなく遠い銀河の中の惑星です。銀河系内の太陽系外惑星を発見する手法が使えるのでしょうか?どうしてそんな発見ができるのか、記事を読んでみましょう:

トランジット法はトランジット法でも、X線トランジット法だそうです。
中性子星またはブラックホールの前を惑星が横切るときに周期的にX線が弱まるのが観測できた、と。

https://japanese.engadget.com/the-potential-planet-in-another-galaxy-033039063.html

"今回の研究のリーダーでハーバード・スミソニアン・天体物理学センターの宇宙物理学者、ロザンヌ・ディ・ステファノ氏は「この発見は非常にわくわくさせられるものですが、それが惑星であると確定するにはさらに多くのデータが必要になります。そしてそれができるのはおそらく数十年先の話になることでしょう。NASAによれば、この惑星候補の公転軌道は非常に大きく、約70年間は再び主星の前を横切ることはありません」と述べました。

また、今回の観測で発生したX線の減少はわずか3時間ほどだったとのこと。つまり、追加のデータを得ようと思えば、約70年後にこの3時間のタイミングがいつ起こるかを予測して観測しなければならないということです。"

とてつもない幸運に恵まれるも、確定のためには、70年後の観測が必要。
凄いロマンだ!


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