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加賀茶の茶刈り

加賀茶の郷、石川県加賀市打越に茶刈り見学と茶摘み体験に行ってきました!

他の茶産地に比べて気候的に涼しい地域なので、今年は5月20日から茶刈りがはじまりました。
5月中はヤブキタ種の収穫、6月は生育の遅めのオクヒカリ種の収穫となります。
わたしが行った日は、翌日から雨模様となる予報のため、5月の収穫最終日でした。

天気は良好!白山と3月16日に開業したばかりの北陸新幹線を見渡せるなか清涼な風が吹いています。
昨年は霜害で大打撃を被った茶ですが、今年は霜も降りずに元気に茶葉は育っているとのこと。

茶刈りの様子


戦後の干拓事業によって今江潟や柴山潟の半分以上を干拓したことにより、かつては無かった霜害が出るようになったそうです。
田地を増やすためなどさまざまな理由のある事業のため可否は語れませんが土地を変えるというのは自然環境に大きな変化が起きることが分かります。

組合員の打越の町の人々が協力して、茶刈りと製茶を行います。午前中は煎茶用、夕方は紅茶用の収穫。フル稼働でこの時期早朝から晩まで一日中忙しいのですが、皆さんの笑顔があふれていました。


組合長と!


4人で連携をとって茶刈りの機会を動かします。一往復で一つの畝を借り終わると続けて隣。重さの違いはありますが一回10キロ前後。チームワークとかなりの力仕事。今回初参加という方もいますが、古くから知り合いの皆さんなのですぐに息を合わせて参加しています。休憩中は語らい笑いが絶えません。

お茶の伝統を町ぐるみで繋いでいく気概は人々の強い繋がりと情熱に支えられているんだなと感銘を受けました。

私たちも少し茶摘みをして、刈った茶葉の中に貢献?
軽トラで2往復ほど茶を製茶場に運びます。(続く)

茶摘み


#打越製茶組合 #加賀の紅茶 #加賀の煎茶 #加賀の棒茶 #石川県加

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