今だからこそオススメしたいVtuber~八重沢なとり編~

八重沢なとりさん(以下敬称略)は.LIVE所属Vtuber。
彼女の所属する.LIVE、そして彼女の在籍する部活であるアイドル部には配信するにあたってあるルールが存在していた。

基本的には配信を1時間で終える。

アイドル部はグループとして存在しており、配信スタイルは各自が配信をリレー形式で繋いでいく、というものだった。

「だった」と言うのは先日、この配信スタイルに変化が起きたのだ。
正解に言えばそれ以前から1時間ルールの部分などに変化は徐々に起きていたので明文化された、と言うべきだろうか。
極力グループ内での配信被りを避け、次のメンバーへ誘導して配信を締める、という形から配信の被りを解禁する形への変更がなされた。
被りに関してはある程度ルールが存在しているので、詳しくは八重沢なとり、または彼女が在籍する.LIVEの公式Twitterを確認して頂きたい。

このルール変更と私が八重沢なとりをオススメする事の因果関係はなんなのか、関係あるのか。

大ありである。

八重沢なとりには長時間配信をものともしないスタミナが隠れていた。土日の昼などに他メンバーが配信しない場合彼女はそこに3~5時間の配信を入れる事が以前からあり、その片鱗は見せていたが文字通り片鱗でしかなかったのだ。

伝説となった42.195km

QWOPというゲームがある。
その名前が示す通りキーボードのQWOPを押して100メートルを走る、という「ルールは」単純なゲームだ。
わざわざ「ルールは」と表記したのは、実際に操作するとこれがとんでもなく難しい。10メートル進むのも困難なレベルである。

八重沢なとりはこのQWOPを使ってフルマラソンをする、と言い出したのだ。この人怖い。
本人もこの企画を「地獄」と称しチャレンジを開始した。
単純に全て100メートル完走で考えても422回。もちろん難易度が高いゲームなのでそんな単純に事は運ばない。

完走までの所要時間、約36時間。
彼女はこれを約3日、日付を跨いだりしたので実質4日間だろうか。やり遂げたのである。配信で。

そう、配信しながら42.195kmを完走したのだ。
約36時間黙々とプレイしたのではなく時にコメント欄のリスナーと会話し、時に歌を歌いながら約36時間配信を続けたのだ。
合間合間に休憩を挟んでいるとはいえ、スタミナお化けである。

オススメする理由

八重沢なとりがスタミナお化けである事とオススメする理由が繋がらない方もいる事だろう。
ようやくここで本題に入る。

彼女が配信を始めた2年前と最近の配信を比較した場合、明確に変化した部分がある。
「言葉遣い」である。
敬語、丁寧語で進めていた初期に比べ、基本的には敬語をベースにした喋り方ではあるが最近はかなり砕けた喋り方になっている。
具体的な例を挙げるならば初期は何かをリスナーに見せる際、「見てくださいよ」と言って見せていたのだが、最近では「ねえ、これ見て」と言う場合の方が多い。
リスナーとの間にあった壁がなくなった、というのは少し過剰な表現かもしれないが、近く感じるようになったと私は思う。

元来持っていた「彼女感」とでも表現するべき感覚がこれによりさらに補強されたのだ。

この「彼女感」の強い人物が長時間配信をした場合、どうなるだろうか。
リスナーにも生活がある。学校だったり仕事だったり。
家を出る際には「いってらっしゃい」、帰ってきたら「おかえり」が待っている。
これは私の妄想でも願望でもない。先に述べたQWOP耐久配信で実際に見られた光景だ。
推しがそんな事を言ってくれるのだ、活力にならないわけが無い。もうガチ恋不可避レベルである。

オススメアーカイブは?

2D時代のポケットモンスターLet's goイーブイ# 1や好きな物を好きなだけ配信を見てもらえればまず彼女のノリの良さが伝わると同時にまだ言葉遣いが堅い頃の姿が確認できると思う。
そこを確認したうえで最近の配信、ここのところドラゴンクエストシリーズをプレイしているのでそちらを。特にドラゴンクエストⅡは見どころ満載で飽きなく視聴できるのではないだろうか。

八重沢なとりは良いぞ

いいぞ。

いいぞ(2回目)

進化を続ける少女達

これは今だからこそオススメしたい、という部分にかかってくる。
八重沢なとりはまだまだ進化していくだろう。
先日誕生日を迎えた同じアイドル部の北上双葉さんは新衣装のお披露目があった。
確実とは言えないが、八重沢なとりにも新衣装が来る事も考えられる。
また、GWに発表されたオリジナルソングや統一衣装のお披露目が今後控えている。
そして7月27日には八重沢なとりが書いた絵本の出版と、マルチに活躍する彼女、そして彼女の仲間たちから目が離せない。

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