レコーディングを通じて感じたこと

1つの作品が出来上がる。
それも多くの人の力を借りて。

素晴らしいことだ。

そこには紛れもなく、「感動」というものがある。

その一方で・・というかそこに至るまでの過程で、ひとり自宅で黙々とデモ音源を作っている時間がある。

デモを仕上げて保存を済ませると、散歩がてらスーパーかコンビニへ行ってビールを買ってくる。

買ってきたビールを飲みながら、その日に仕上げたデモ音源を聴く。

「うんうん、今回もいいね。最高の仕上がりになるのは間違いないな」

なんてひとり満喫したり。

そんな時間が、自分にとって最高のご褒美だったり贅沢であったり・・

まあつまりは「幸せな時間」ということだ。

もうすぐ、今回の作品が出来上がる。

どれくらいの人に聴いてもらえるのか?
どんな風に感じてもらえるのか?

それはもう僕の手の中にあることではないからわからないし、たとえ誰一人としてこの作品に見向きもしなかったとしても、僕だけは間違いなくこの作品を愛している。

夢中になれた時間が楽しかったし、
メンバーと共に演奏することが楽しかった。

もうそれだけで、僕にとっては十分に成功なのだ。

まあ、とにかく完成まであと少し。
誰よりも僕自身が、楽しみにしています。

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