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テーマは〝夫婦〟
読完。
『汝、星のごとく』
の続編。
痺れました。
読み終えた時だけではなく1ページ1ページ、
心を打たれるものがあった。
愛情、情愛、
愛には様々な形がある。
大人になって少しずつ体感している〝それ〟をフィードバックしているような、そんな感覚に触れる展開が多々あった。
愛するには慈愛と独占欲が伴うことも節理。
そして
初編から描かれているのはやっぱり現代には女性の強さが不可欠。
不可欠というより、
強さがないと生きづらい。ということかな、
この本での強さに含まれるのは、精神的、経済的が主で書かれていてシンプルだった。
もちろん、登場してくる女性の生活は不安定且つ歪なものから始まっている。
他人から後ろ指をさされ可笑しいと。
でも貴方が思う可笑しいって何を基準にして?読み手にもそう思わせる思想が作中人物各々に存在していた。さらに、他人からの先入観を割り切れる強さは序盤から徹底されていた。
〝魂を燃やす編集者達〟もまた後悔の無い生き方を具現化していた。それは失敗体験があるからこその行動だった。
自分を律することで自分を形成させる。
弱い人間だからこそ、自制できる人間だからこそ、実践しなければいけない。
大半の人は無意識に確立されていると思うけど。
凪良ゆうさん特有の世界に浸れて、現実逃避できた。笑 逃避ではないかもしれなかったけど..
今回の作品もはなまる満点でしたん✨️
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