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ぬりかべビッグスーツが歌う踊る〜映画『ストップ・メイキング・センス 4K』鑑賞記

ぬりかべ風ビッグスーツが歌う踊る!
ディヴィット・バーンはロック界のカリスマ奇才妖怪だ!

これはロックライブの最高峰であり、ロックという名の躍動するアートであり、舞台芸術だ!

"Stop making sense"という名のセンスの塊。

このロックライブ映画の傑作を、時を超えて映画館の大音量大画面4Kレストア版で観る幸せよ。
極上至福の音楽映像体験を味わい尽くす。

いやぁーあらためて恐れ入った!
最初から最後までファンキーなビートに身を委ね、痺れっぱなし!

ナンセンスかつ哲学的文学的な歌詞を追いながら、意味を求め、メッセージを受け止めるのに頭が喋りまくる"トーキングヘッズ"状態!

"アメリカン・ユートピア"の40年くらいも前に、こんなすごいライブ映画を創っていたなんて衝撃的!

"アメリカン・ユートピア"の方が洗練されていたけれど、こちらはロックバンドとしてのダイナミックなカッコよさに溢れている。
映画館で一人興奮の坩堝と化す!

ベースギターのティナの可愛らしさもプラス加点!
トムトムクラブのパートもご愛嬌!

まだ脳内が音と映像に溢れてます。
さっそくこのライブアルバムを配信でリピートしてます。

いやぁーー凄いもの観ちゃったな。

ロックファンならず音楽好きなら見逃してはなりませぬ♪


余談
勢いでパンフ買って復習しちゃいました。

あのぬりかべ風ビッグスーツは、日本人デザイナーの「舞台衣装は大きい」という話に着想を得たらしいです。

また、"Stop making sense"のタイトルロゴ文字は、あの"哀れなるものたち"でも印象的な"POOR THINGS"のロゴ文字の作者パブロ・フェロと同じでした!
文字で作品の一部となっていることに時空を超えて感動です。

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