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【実験】英語の会議で、リスニング中学レベルの私がグラフィックレコーディングしてみた。

はじめに

連続モノとして開催している『本屋会議:読書会議×グラフィックレコーディング』の第3回に、ゲストとしてイギリス人移住者のマークドレイパーさんと、その奥様のめぐみさん(日本人)が参加してくれました。

マークさんは語学学校の先生でもあるので、問題なく日本語で会話ができます。 対して私は中学レベルの英語力しかありません。

会議開始前に主催者のときがわカンパニー関根さん(留学歴もあり英語堪能)から「今日の会議、日本語がいい?英語がいい?」と質問され、「英語で!」と答えました。
自分の可視化が言語を越えられるか、挑戦してみたかったのです。しかも気心知れたメンバーとの議論で挑戦できるなんてこの上ない好条件です。

結果

結果から言います。撃沈でした。休憩中 orz ←のポーズになりました。
マークさんはじめ参加者の皆さん、易しい単語を選びながらゆっくり話してくれました。それなのにです。
具体的にどこが関門だったのか、記録として残します。

関門1:ヒアリングできず手が動かない。要約とか無理ぃ!


マークさんへのQ&A(インタビュー形式)で会議がスタートしました。
Questionを聞いておおよその意味は理解できたのですがシンプルな一文に要約できず、「あっ。。。ダメかも。。。」とホワイトアウトしそうに。

グラフィックレコーディングの基本のきである「キーワードを抜き取る」「要約する」ということができないショックに頭ガツーン!とされましたが、なんとか気を持ち直し、「文章になってなくてもいい!絵も後でいい!」と聞き取れた単語だけ書き取ることに。**

いつもの日本語でのグラフィックレコーディングと同じクオリティでまとめていくことは開始3分で諦めました。

関門2:スペルが分からない!→小道具で乗り切る

スペルがわからないのは最初から予想してました。なのでいつもは使わないある小道具を用意していました。ふせんです。
例えば「サクセス」のスペルが分かんない!というときはカタカナで「サクセス」とふせんに書き、書くべき場所に貼り付けておきます。
話が止まったタイミングで、素早く辞書アプリ検索!模造紙に清書します。ふー、なんとかなった!

と思ったら、休憩時間に指摘されるわ指摘されるわスペルミスの嵐!!!
次の小道具の出番です。ラベルシール
間違えた部分の大きさにちぎって貼り、上から正しいスペルを書きます。ふー、なんとかなった!

関門3:「私の認識と違う」

言語も文化も違うのですから、私が書き添えたイラストや図解に認識の齟齬があるのは予想していました。なので議論終了後に「思ってたのと違う書き方をされている部分は『違いが見つかってよかった!』とポジティブに指摘してください」とお願いしました。するとやはりありました。
どっちが間違い、どっちが正しいという話ではなく「あなたはこう思ったんだね」「こう捉えるのも面白いね」とマークさんと私とで話が弾みました。ポジティブに認識の違いを楽しめる、いい体験ができました。

関門4:もう耐えられない!ギブ!

前半が終わったところでギブしました。
休憩後の後半は日本語で会議してもらいました。出来上がりのグラフィックレコードが、左半分:英語 / 右半分:日本語なのはそのためです。


感想:できなくはないけど、キツイ&責任取れない

これは英語力が至らないせいなのですが、本当に集中力がゴリゴリ削られ、思うように書けないショックで精神力もゴリゴリ削られる経験となりました。
あと、内容に責任が終えないです。だって会話内容を理解しきれていないから。


次回はこうしたい

じゃあ可視化しないほうがよかったのかというと、そんなことはありません。認識の違いが見つかったり、新たな視点が得られたり、メリットはありました。
もし次に語学スキルにばらつきのあるメンバー同士の議論の場があれば、こうしたいというものをメモしておきます。

それは、全員が紙とペンを持つこと。

グラフィックレコーダー1人がペンにまとめていくのではなく、発言者一人一人が図に示しながら議論するのです。図示することで、話すスキル&理解スキルの溝を埋める効果があるなと、今回改めて感じました。

また機会があれば英語会議のグラフィックレコーディング、チャレンジしてみます!

主催:ときがわカンパニーさんのレポートブログはこちら(写真お借りしました)
https://tokigawa-company.com/book-mtg-graphic-recording3-done_190722-2/


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