サケミライ 230919

きょうは、なにのんでんの?

今日は、サケのミライを1勺(=1/10合)とちょっと。

夏酒から秋酒に移り変わる今日この頃、酒飲みがサケのミライを考える。

今年は、酒米不足のため生産数を減らすお藏さんや、瓶不足のため、1度詰めたお酒を戻して詰め直すお藏さんの話しを聞きます。

斜陽産業だという酒屋さんの言葉が思い浮かびます。

酒呑みからすると、國酒にまでコンプライアンスが見え隠れして辟易しています。

酒とコンプラの問題は、人と人の間に壁を作るものだと感じます。誰に何を配慮するのか、言及することがどれだけ薄っぺらい事か。他者との飲酒という行為自体がモラルを鍛えてくれるか、日本人の融和というのは、酒の席によって成されるものではないかと思います。だからこそソーバーキュリアスにだって下戸にだって配慮でき、さらに雰囲気酔いを窘めることができると思います。

昨今の風潮で、酒は百薬の長ではなく、百害あって一利なしの論調には、ノーと言わなければばなりません。

飲むか飲まないか選択可能、酒ハラ撲滅大いに結構。
それでも酒を悪者にするのは反対です。

サケのミライを思えば、酔わない飲み会もあり。
ただ酒を飲んで話す人の話しに耳を傾けて見てください。人と人が作る酒の和を味わってみて下さい。

果たして百害あって一利なしなのでしょうか。


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