【旅行記】初・東南アジアに行ってきた
こんにちは!
2023年9月14〜18日まで
フィリピンのセブに行っておりました!!
せっかくなので旅行記を
描こうかなーと思い書き書きしてます。
まず、セブ島の人たちの
暮らしに衝撃を受けました。
えっ、こんなところで人間って
生活できるの。
と思わせられる
衛生状況に欠けた住まい。
この時の気持ちを文字に表したいのですが、
なんだか難しい。
湧き上がるうわっ、、と
シータでいう見たくない
過去を見てしまったような心地。
それと同時に"なんとかしない"と、
という焦る気持ちと、
改めて日本って素晴らしい国
なんだな、という安堵、
そして感謝が満ち溢れた気持ち。
初日はこんな気持ちがぐるぐるしていて、
飛行場からホテルまで
バス移動だったのですが、
窓の外の世界に目が離せなかった。
野犬・野生の猫がいるのは当たり前。
他、牛や山羊、鶏ももしかして野生?と
思われるくらい、
草が生えまくっている畑らしきところに
放たれていたり。
それらに対して、
現地の人たちは何にも
見向きもしない。
"住まい"と言われる家らしきものも
コンクリートで外の空気を
乱雑に区切って、
雨風を極力避けられるくらいの
錆びたトタンの屋根。
幅10センチもない、
自分の身長の2倍3倍もある高さの壁を
平然と歩く10歳も満たない男の子。
信号機なんてない道路に
タクシーやバス、バイクたちが
騒がしく、忙しなく、
車体スレスレにすれ違う車たち。
あぁ、
この地の命ある者たちは
必死に生きているんだ。
死というものと
いつも隣り合わせなんだ、と。
整備なんて文字も知らない道を
走っていくバスに揺られ、
セブ島の"発展途上"と言われる国の景色に
自分自身の等身大の想いを馳せながら、
ただただ、圧倒された1日目でした。
そして次に衝撃的だったのが、
子どもたちの多さ。
フィリピンの平均年齢はなんと24歳。
私よりも1歳若い。
きっと私があの地で育ったら
5人くらいは子供がいるんだろう。
食費・生活費などは大変だが、
貧困が原因で一緒に出稼ぎに
出る人数を増やす為に
子どもを多く作っているのだそう。
移動は基本バスがタクシーだったのですが、
渋滞で停まっているタクシーの窓を
コンコンと叩き、
「買ってくれませんか?」と
いう子供たちを見かけました。
なんだか戦後の日本みたいなだなぁ、
なんてことを思いつつ。
一緒に旅行に行った友人が
前フィリピンに来た時に行った、
スラム街の中のバスケットコートへ
足を運ぶ機会があった。
フィリピンの国技は
バスケらしく、
至る所にバスケットコートが置いてある。
フィリピンの生のバスケを見てきたが、
選手たちはみんな、
私より圧倒的に年下の子たちばかり。
だけど、とても力強くバスケをやっている
顔や雰囲気がガチ。笑
そこに私たち日本の男性軍団で勝負という
なんとも珍しい光景が見れました。笑
ある意味、
日本vsフィリピンの
国際バスケ観戦は初で、
見てるこっちも熱くなり、
とてもとても楽しかった。
そして何より、
スラム街の子供たちとの出会いが
この旅行の一番の宝物になった。
足を運んだはじめは
「誰だ誰だ」という
物珍しそうな顔と、
こっちにも伝わってくるくらいの警戒心で
おそるおそるこっちを見ていた。
だが、その地に足を踏み入れて
早10分くらいだろう。
スラム街の2歳から
14歳くらいまでの子たちと
瞬く間に距離が、
心の距離が近くなっていくのを感じた。
とても純粋なエネルギーで。
閉じられていた扉を
すぐに開けてくれた。
こちらも思わず、
ふわっと、ゆるっと扉を開けて
自覚がないままに解放して、
楽しく遊ばせてもらった。
幸い私はカメラという
素晴らしいアイテムを持っていたので、
瞬く間に人気者に。笑
「撮って撮って!」と言わんばかりに
可愛いおててで作ったピースと笑顔を
1m以内の距離や、
バスケットコート外の距離でも向けられる。
その純粋な姿に思わず引き込まれ、
終わりの時間が来るまで
心のままにシャッターを切った。
あっという間の時間で、
この素敵な写真を渡せないのが
本当に悔しい。
たくさん撮らせてくれて
ありがとうね。
アイ ラブ ユー ソウ マッチって
言ってくれてありがとうね。
また次来る時はチェキを持っていって
その場で渡せるようにしよう。
そう、心に強く誓いました。
それまでごめんだけれど、
待っててね。
他、セブ島ならではの綺麗すぎる海、
砂浜でアーシングをし、
だーーーーいぶデトックスできた。
そして一緒に旅行に行った
日本各地から集まった、
計50〜60人の方々とも
久しぶりの人や初めましての人もいて、
懐かしさと新鮮さも楽しめた。
なんだか今まで行った海外旅行の中で、
1番と言ってもいいほど
良すぎる旅になったなぁと。
帰ってきた後の変化は、
カメラとの向き合い方。
自分ってまだ
写真を撮ることがこんなにも好きなんだ
っていう気持ちに
気づけて本当に良かったなって思うんです。
忙しくしていた時は
楽しさを後回しに後回しにしていた結果、
持っていっても
そんなに撮らないしな。
そもそも重くてめんどくさいしな。
という気持ちが増幅し、
元々あった
すき っていう気持ちが隠れていただけ
だったなって。
その気持ちがデトックスできただけで
だいぶスッキリピーマン。
それにセブ島の子供たちや自然の
ポテンシャルの高さや、
なんと行っても、
「野本さんの写真、
めっちゃ楽しみにしてます!」っていう
言葉をかけてくれた子たちのおかげだなと
本当に想う。
花とか風景とか、
物を撮るのもすきだけど、
私は人を、
人の笑っている顔を撮る瞬間が
こんなにもすきだったんだ、と
思い出させてくれた旅でもありました。
あーいい旅になって良かった。
あの子達が平和に、
困難なく暮らして
夢を純粋なまま追いかけていけますように。
Day28.September.2023
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