プラハまんぷく日記 8/369
書類や原稿を出さなきゃいけないので、日本時間がどうしても気になる。だから腕時計を日本時間にして、スマートフォンで時間を見ている(たんに何時間かたしたり引いたりするだけなんだけど)。ひとつでふたつの時間が見られる時計が気になっているけど、でもなんだかすごく豪華で、プロレタリアートには分不相応ってかんじ。調子に乗ってるかんじがしてやだなあ。スマホでいいや。
エールフランスなので、ウィーンからパリ、パリからプラハで乗り換え。よく考えたら、ウィーンからプラハは陸路のほうがぜんぜん早いし楽だけど、いつものくせで飛行機を予約してしまった。添乗員の方があいさつにこられなくて、いやべつにいいけど、なんでだろう?と思ってたら、去年はあまり飛行機に乗らなかったのか、4月からマイレージのカードのレベルがさがっていた。
エールフランスなので、ロストバゲージする。ただ、オンラインでフォームが入力できて、わりとすぐホテルまで配達してくれるので楽。ちなみにロストバゲージした事実も到着直後にSMSで知らせてくれる。ちょっとした手荷物配送サービスだと思えばめちゃくちゃ腹が立つこともない。タクシーでホテルに向かうのだが、原稿の締切がギリギリなので車内で作業する。最近のタクシーはwifiもあって楽。
ホテルは、目抜き通りに面したところ。なんとなく街のホテルはふたとおりあるきがしていて、
① わりとトラディショナルなホテル(帝国ホテルとか。ウィーンだとザッハーやインペリアル、メルボルンのウインザーホテルとかこういうイメージ)
② デザイナーズ、外資系っぽい(コンラッドとかウェスティンとか。もっとも買収する前のホテルのしつらえによるのかもしれないが……)
せっかくだから、はじめて行った場所では①のようなとこに泊まりたいなと思う。プラハで前泊まったのは②のとこだったのでちょっとさみしかった。でもここが①っぽくていいなと思ったのだが、ちょっと簡素すぎてうーん……ポットもない(あんまり持ってきてくれる感じもしない)から、フロントまでお湯をとりにいかなきゃいけない。家具は豪華と言えば豪華なのかもしれないけど、昔のおばあちゃんちみたいな感じだ。このあいだ行ったシルバニアファミリーにもこんなかんじの家具があった。
調査や面会は明日から、きょうはゆっくり休むことが目的なので、寝たり漫画読んだり友達とLINEしたりして過ごす。ホテルのレストランも、ホテルのレストランって感じじゃなく簡素で、それはそれでまたよかった。鴨のローストを食べたので、写真はそれ。
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