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ウィーンまんぷく日記 42/369

 薄切り肉とか、きぬどうふが食べたいな~。あとローストビーフもパテ・ド・カンパーニュも地味に食べてないな。ショートケーキはもっと恋しくなると思ったけどそうでもないな~。フルーツタルトはこっちにもあるしな~。と、またケーキの話になってしまった。

 今日は服をクリーニングに出しに行って、ドイツ語教室に登録しに行って、大学で少し自習してから、一応ジムに登録してみた。ある事情から南京錠が必要になり、購入しなければとうろついていたら結局一日が終わってしまった……。大学のBILLA(スーパー)でポン酢を見つけたので、バカ高いけど鶏の水炊きっぽいものを食べたくなってつい買ってしまった。
 帰ってきたら家主さんが早めに帰ってこられていて、ご家族も来られていたので一緒にタイ風スープカレーを食べることになり、鶏の水炊きはまた明日以降にしよう。

 今日は研究以外の仕事の日。月末の一時帰国のアポイントいろいろ調整(まだまだあいてるのでみんな遊ぼう)と、新聞とウェブのインタビューの直しと、出版社さんから送っていただいたポップ案のチェックと、これまた送っていただいた『サンデー毎日』の書評を確認したりしていた。今日の写真はポップ案で、著名人の方のご推薦文があって、これはすごく嬉しい。著名人だから、というわけではなくて、この方たちお一人お一人の本やご活動に背中を押された、という強い気持ちがあったため。
 知人からメッセージが送られてきて、新宿のブックファーストに注目書で置いてありましたよ!とのことだった。確か打ち合わせの帰りにここに寄って、編集さんが「この棚にどーんと...」と仰られて「まあそれはねえだろうな」と思ってたのだが。営業さんのお力とか色々あると思うのですがありがたいですね、どうもありがとうございます。

 TwitterやFacebookで感想をいただくこともあるんだけど、個人的にご感想を頂戴することも多くあって、その中で特に印象的だったのは「研究者としての勇気も相当に必要だったのでは」というコメントだった。その悩みはすごくあった。ずっとあったし今もある。だから、研究者の方に評価していただけていることがとてもありがたい。
 ちょうど一年前、本当にちょうど一年前にこのご依頼をいただいて、最初はお断りするつもりだったのだったのも、そうした理由からだった。ただ、その時色々仕事の相談をしていた人が「いいと思う。お受けしたら」と背中を押してくれたことがきっかけになって(なんで「いいと思う」のかは結局聞けずじまいだったけど)、こうした本になった。
 すでにお伝えすることができないのだが、その人が、こうして大きい書店で推されているのを見ていてくれればって思う。

 いつものことだが、なんかウィーンにいるのに本と仕事のネタばっかになってしまった。しかも超はしゃいじゃって、すみません。色んな人からいろいろ本について言ってもらえると、それだけ嬉しいんです。まあどうせすぐ憂鬱になると思いますが……。これから、個人的にいただいたご感想に返信して寝ます。
 
 最後に、お問い合わせがあったので書いておくと、(Twitterでは少し書いたのですが)一時帰国時に都内と大阪で読書会をやります。5/27は大阪で野間教育研究所『青年の自立と教育文化』、5/29は東京で森元孝『逗子の市民運動』を読みます。文献がない人はご相談ください。飲み会もありますから、飲み会だけでも。写真は、急いで書いた手書きのフライヤーですが、きょうび小学生の学級新聞でももっとちゃんとしたの作りそうですね。でも力作なんで。

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