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親と結婚#33

結婚は二人で決めるものかと思いきや、意外と出てくるのが親の問題。

婚活でも親の反対で破談になったり、結婚をやめたり、離婚の理由の一つが親だったりもする。

結婚相手をよーーーーく見極めても、親がモンスター、パラサイト気質なら、その結婚は思ったものにならない可能性が高いのだ。

破談になったり、結婚をやめるのもある意味正解かもしれない。

結婚は、親がついてくるものだと意識しておくべきだ。

他人と結婚し、他人の親が自分の親になるのだから、こりゃあ難しい。

と、思うが、その逆もある。

自分の親より折り合いがいい、と旦那の親と意気投合する嫁もいるからだ。

そう、もう、こればっかりは開けてみないとわからない。

宝くじみたいなものだ。

遺産も関係してくると思うと、もはやリアル宝くじじゃないか。

で、さらに孫がついてくると関係も変わる。

孫は、遺伝子の箱舟だ。

嫁と旦那親はつながりはなくても、孫はあるのだ。

血のつながりという鎖が。

その鎖は家族、ひいては一族のつながりを強くしたり、苦しく縛ったりする。

正直、結婚する時は、そんな「一族」なんていう壮大な物語の一部に組み込まれていくなんて考えもしなかった。

想定外だから大変で、想定外だからありがたくて、想定外だからおもしろい。

そんな奥行きが、結婚の正体だなと最近思うようになってきた。

2人だけのストーリーに、奥行きがでるのだ。

それは、近くても、遠くても。

1人じゃ味わえないいろいろな体験や関りがうまれる。

結婚は、親がついてくる。

でも、それがすべてじゃない。

結婚が難解な理由のひとつは、このつながりのせいもあるはずだ。

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