業務向けPC構成(あくまでうちの場合

どんなPC構成ですか?というDMをいただくことがあるのでまとめて掲載しておきます。詳細はうちのサイトのここhttps://nomamemo.com/kizaiにのせる予定です

必須!これなきゃ仕事の効率に影響するパーツ

1.M.2 SSD(NVMeが推奨)
 最近の仕様だとほぼ必須。これに変えるだけためにPCを入れ替えてもいいくらい効率があがる代物。SATA SSDやSATA M.2 SSDでも十分ですが、速度差半端ない&安定してます。Gen3もGen4もどちらも早いですが、選べるのであれば今後も考えてGen4
 容量:1TB~
 メーカー:Samsung/CFD/Crusial/XPGなど

2.外付けSSD
 これもあった方がいい。今まで2.5インチの2TB HDDとかをつかってましたが読み書きが早くなる=作業時間の短縮になります
 容量:1TB~
 接続方式:USB 3.0 以上
 メーカー:Sandisk/Baffalo/Seagate/ウエスタンデジタル(以降WD)/Samsungなど

3.外付けHDD
 保存用。前までは内蔵していましたがPC故障時救出できないながあったので全部外付け!うちはLaCieをつかっていますが、別にそこまで高いものではなくてもいいと思います。ただしHDDは、WDの場合はRED。SeagateだとIronWolf以上が推奨。うちはややWDは故障率が高めです。
 容量:4TB~
 接続方式:USB 3.0 以上
 メーカー:Seagate/WD


画像・印刷物用PC

Adobe Photoshopやillustrator、InDesignなどをハードに使う向けに構成しているPCです。そこまでパワーはいりませんが、それなりにあると便利。動きもスムーズ

OS:Windows 10 Pro
CPU:Intel Core i9 9900K / i7 10700K
メモリ:32GB(16GB ×2)Trident Z Neo 3600(別にIntel CPUならTridentじゃなくてもいいと思います)
マザーボード:3万円くらいのやつ(ASRock・MSI・Gigabyteをよくつかいます)。現状のせているのはZ390はASRock Taichi、Z490はMSI Unify
GPU:RTX 2070 SuperまたはRTX 2080 Super
電源:750W

 Macの場合はCore i5以上でメモリ32GBとかだと十分に動きます。
 なぜ、Ryzenではないのかというと「フォントの読み出しが遅い」「表示にワンクッションある」ということでAMD系ではなくIntel系。今後MacはApple Siliconとかいう独自仕様に走るのでよりめんど…

 Sony α7R Ⅳといった6100万画素もある画像をいじるのでメモリ・SSD・CPU・GPUもそれなりにある方が良いですね…外付けHDDの圧迫が半端ないです…

映像編集用(4K・8K)

Premiere Pro CC、da Vinciなど通常4K以外にもRED Cinema(5K・8K)も滅多にないですが触ることを想定しています。YouTubeとかというよりは企業向
けや事業向けの作成編集が多いため、そこまで活躍の場はありませんが…

<共通>
OS:Windows 10 Pro

<Intel>
CPU:Intel Core i9 10980XE
メモリ:128GB メーカーはG.SkillかCrusialをよく使います…
マザーボード:Gigabyte X299X DESIGNARE 10G 
GPU:TITAN RTX or RTX 2080 Ti 
電源:必要な量だけ 1200W 

<AMD>
CPU:AMD Ryzen 9 3900X
メモリ:36GB G.Skill Trident Z neo
マザーボード:ASRock X570 Taichi
GPU:RTX 2080 Ti
電源:1000w(一応。850Wでも十分です)

 CPUを変更するというよりは新機能と高性能なマザボを導入することで機能改善ができる場合が多く、マザボが入れ替えられそうなら入れ替えます。
 どちらのマザーボードもThunderbolt 3が利用できる点。AMDなのにThunderbolt 3をネイティブで使えるのはすごいんですよねTaichiくん…
 特にASRock Taichiシリーズはお世辞ではなく「業務用途にも行ける最強板」といっても過言ではないくらい…本当はZ490もTaichiを導入したかったのですが、人気すぎて導入時に在庫がなかったんです。

 8Kなどの、もう意味わからない領域のデータは基本はM.2をたくさんさせるカードに保管して作業します。高速なM.2で稼働させるというのは非常に重要。SATA SSDとはまた違います


 ちなみにMacでは4K以上の編集はちと厳しいとの声がスタッフの中であがったので今はほぼWindows。Mac対応が必要な場合のみMac Proを利用します。コストパフォーマンスは優れてないですね…いやホントに…どうやって固定資産減価償却しようかなっというレベルです(高級外車新車レベルですから…

個人で利用しているPCの構成はよく変わるのでここでは割愛

RTX30シリーズの業務運用に関して

 人柱になるのはリスクと引き換えなのですが…一応「画像・印刷用PC」から順次切り替えてみようと思います。現状750wなので容量アップが必要かなと思ってはいますが…850wくらいで十分ですけどね。1000w余っているので1000wつけるとは思いますが…

性能だけじゃなくランニングコストも考えるのが業務用

 性能とランニングコスト、そして資産の減価償却(一般的に5年)を想定しながらPCをいじらないといけないのですが、5年も償却待ってられないのが現状です。2-3年での映像制作に対するPCの進化は著しい物があり、少額減価償却資産内(30万円以内)で済ませるようにしないといけないと思ってます。
 なので、Titan RTXなんて買っちゃダメなんです(-_-;) でも買っちゃったけど…
 また、意外とかかるのが電気代。電気の乗り換え!とか言いますけど正直それを毎度するのがめんどくさいので、できる限りワットパフォーマンスを重視しないといけず…映像系はしかたないですがPhotoshop・illustratorといったPCは最小構成で動かしている法人さんもあるのではないでしょうかね…
 実際、稼働が遅いと作業時間が長くなるのでコスト増。人件費と光熱費を天秤に…人件費より光熱費の方がはるかに安いので良いPCを与えるのが、うちの基本。

執筆現在(2020年9月16日)の仕様です。随時アップデートしたらリライトしていこうかなと思います。うちのサイトでもこの辺は徐々に書いていこうかなと思います


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