Bardとの会話は人間が処理し修正している
朝起きるとまず、ChatGPTとBardを開く。すると、Bardにこんな表示が。
品質向上のため人間がレビューし修正
「品質向上のため、人間のレビュアーがBardとの会話を処理する場合があります。センシティブな内容は入力しないでください。」とのこと。しかし人類の悩み、知りたいことはセンシティブなものばかりである。では具体的に、センシティブとはどういうものなのか聞いてみた。
センシティブとは一体
しまった、質問を端折ってしまいBardさんを勘違いさせたかも。しかし大丈夫、品質向上のために人間がレビューし手作業で修正してくれるはずだ。
待つこと5分、変化なし。
なぜBardとの会話を人間が補強するのか
ChatGPTと違い最新情報もGoogle検索から集め処理してくれるBardだが、回答は質問と関係なかったり、ググればわかることも「知りません」と返答されることもある。ありもしない会社やサービス、人物の名前が登場することもあり、逆に困惑することもある。
Bardはまだ試験運転中(ベータ版)なのでしょうがない
海外のサービスに対して質問した際は、知りたい情報の真逆を教えてくれたりと、事前にこちらが知ってる情報を質問してるので間違いを指摘できるが、何も知らずに調べ物にBardを利用してる場合は騙される可能性もあるだろう。人間による手作業のレビューは、これらを改善し、修正し、AIに学習させる一つのプロセスなのだろう。一体何人がレビューするのだろう、正社員の解雇がニュースにもなっていたので、新しいベンダーを多く雇わなければならないかもしれない。
GoogleがBardとの会話を保存し、データを使う
人間のレビュアーが確認した、または注釈を付けた Bard との会話は別途保存され、Google アカウントには関連付けられないため、Bard アクティビティを削除しても消えることはなく、会話は最長で 3 年間保存される。
プライバシーの配慮に気になりBardのアクティビティをオフにしても、Googleはデータを72時間保存するようだ。
Bardのアクティビティをオフにしてみた
つまり、オフにして完全にデータを保存しない方法はなく、Bardを利用しないようにするしかない。現在ではGoogleアカウントに関連づけられないようだが、今後規約が変わる可能性もある。
とは言えBardはとても便利です。今日もAIを楽しもう。
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