見出し画像

君たちはモルックをやったことはあるか?私はある。

 皆様初めまして。
 好きなスポーツ漫画は『ピンポン』、狐ノマドです。

 皆様は『モルック』というスポーツをご存知でしょうか?

 『モルック』とは、フィンランドの伝統的なゲーム(kyykkä)を元に1996年、子どもや大人、老若男女など関係なく楽しめるアウトドアスポーツとして開発されました。

 ボッチャなどと同じく、年齢や国籍、障がいの有無に関わらず、皆が一緒に楽しむことができる『ユニバーサルスポーツ』とされています。

 『モルック』は、モルックと呼ばれる木の棒を投げることで、スキットルという木のピンを倒し、点数が50点に達したチームが勝つというルールです。

 まぁ木の棒を使ってやるボウリングと思っていただけると良いと思います。

 ただし、ピン(スキットル)には1から12の点数が書かれており、一本のピンを倒すとそれに書かれている点数がポイントに、二本以上倒すと倒した本数がポイントになります。
 また、合計点が50点を超えてしまうとポイントが25点に戻ってしまう、3回連続でピンを倒せないと失格になるというルールがあります。


 「何言ってんだ?」と思った方、日本モルック協会様が詳しく説明しているので一読してくれ。


 そんなモルックですが、先日参加する機会がありまして、木の棒をぶん投げて参りました。

 体育万年2、「もっと頑張りましょう」と言われ続けた私は、スポーツと聞いただけでモチベーションが地の底に落ちてしまうのですが、以前ボッチャをやったことがあり、その流れから参加させていただきました。




おもしれぇ〜



 まずルールがシンプルなので分かりやすい。

 また、ゲームが進むにつれてスキットルの位置が変わっていくのですが、高得点のものが孤立してくると、一発逆転を狙って難しいところに投げるか、堅実に倒して点数を刻むか択を迫られるなかで、「でも3回倒せないと失格だしな〜」「でもここで倒さないと点数で負けてるしな〜」と思考を巡らせる楽しさがあります。

 点数で勝っている時も、50点ピッタリでないと25点に戻ってしまうというルールから、難しいコースへの投げを要求される場面もあり、有利であっても油断はできないハラハラ感を味わえました。

 相手の点数ピッタリのスキットルを倒して次の相手の手番に狙い難くしたり、常に高得点を狙い続けるなど、戦略をどう取っていくか、考えていくなかで「ユニバーサルスポーツ、面白ぇじゃねえか!」と思える良い経験ができました。

 モルックは世界大会も開催されているようです。

目指すか、世界。



そして世界編へ…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?