あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
『あの花』
2011年のアニメです。
私は、このアニメにハマりイベントへ行ったり、グッズを揃えたりしました。秩父へも行きました。
話題になっているのを知り、DVD購入で見始めたのです。(アニメ放送はこちらの地方ではやっていなかった)
1番ドンピシャなのは
『セメント工場』の描写。
小学生の頃、濃い毎日を過ごした場所とそっくりなのです。
郷愁
まさにこの言葉!
私が住んでいた場所は、田舎の山あいに日本でも有名な工場がいくつかあり、そこで両親はお店を営んでました。
だから、小学校が終わるとそのお店に帰るという日常。
同級生たちもみんなその会社の社宅に住んでいました。(団地ではなく1軒1軒のお宅)
毎日、誰かの家に集まって宿題やってから、外に出て遊ぶ。
野山駆け回って、秘密基地作ったり、木の実をとったり、毎日が発見と冒険でした。
全国から来る友達なので、刺激的で多様の子ばっかりだった気がします。
いつも笑ってしました。
毎年、転校生が来たりどこかへ行ったりと寂しさも嬉しさも味わったり。
未来のことなんて何にも考えてなくて、わたしの半径10mが楽しければいいいつも思ってたあの頃。
セメント工場は一遍にフラッシュバックしてくれたのです。
あともうひとつが
忘れな草
秩父を車で走ると、紫の忘れな草がほんとに咲いています。そこかしこに。
私のところはマーガレットが土手びっしり咲くのです。
遊んだ帰り道、風に揺れるたくさんマーガレット。
ずーっと心に残っています。
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