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あーよかった、やってきて

 2023年9月に開催したRing Ring Lonely Rollssとの2マンライブ「直感」にて、ルイが撮影してくれた映像の中で僕は「あーよかった、やってきて」と言っていた。

 この日は山田大介として初めての自主企画ライブかつ「酔鯨」を初めてライブで披露した日。
 ライブ前のとんでもない緊張と、自分の音楽を聴きにきてくれた人がいる歓びでワケ分かんなくなっている状態から出てきた言葉が「あーよかった、やってきて」だった。もうちょっと気の利いたことを言えたらよかったんだけど、ちょうど僕のサイズ感に合っている気もしている。

 以前、この「直感」を開催するにあたっての不安な気持ちを文章にした。

ラジオのリスナーでも、人間としての友達でもない。
山田大介の音楽のファンがいない。
その現実に直面することになんのか。
見て見ぬフリをしてたことに気づいてしまった。目があってしまった。

↓の投稿に書いていた文章から引用

 漠然とした不安を文章化することは、とても効果があった。一番怖いことは、自分の音楽が誰にも届いていないと分かることだと分かった。現実を知るというのはとても辛いけど、必要だ。その怖いことを裏返すと願望になる。

 僕は自分の音楽が誰かに届いてほしいと思っている。誰に頼まれたわけでもないのに好きで勝手にやっている音楽を。聴いてほしい、見てほしい、感じてほしい。この映像の中の僕は、それが叶っているから「あーよかった、やってきて」という言葉が口から出てきたんだろう。

 その上、この日はひかるとケンジも遊びにきてくれていたので、その歓びもひとしおだったんだ。(なぜ彼らがいるからそうなるかは↓の文章で)

 と、ここまで。

 僕が僕のために音楽をやってんだよ〜とエモーショナル全開で書き綴ったものの、それでこれを読んでるアナタはどうすりゃいいんだ?という話だ。たしかに「OK!山田〜!好きなら勝手にやってなぁ〜」で、おしまいにすることもできるだろう。つーか、このままなら確実にそうする。やべえ。されちゃう。

 頭を捻ってみたが、来たら確実に何かを得られる!とは言えない。でも「来てよかった」とは思わせる。一生懸命働いて稼いだお金と、限りある時間を使って「来てよかった」と思わせる。
 まだ山田大介1人じゃ頼りないから、仲間に頼る。ケンジに儀間ちゃん。そして、一緒に演奏してくれる客演ゲストのみんな。この人たちと一緒なら、胸を張ってアナタを迎えられる。

 5/16は木曜日。平日の夜だ。調整するのはなかなか難しいかもしれない。しかし、20時っつー遅めの時間に始める。来てくれ。「あーよかった、やってきて」と別の意味で言わせるぜ!!!

いやーこの日の僕は、アナタは、どんな気持ちになるんだろうか。不安少々、楽しみ爆盛りだ。

つーことで、さいなげくん!よろしくね!

予約は↓

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