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【OCTOPATH TRAVELER2】新たな8つの物語と共に

あっという間に10月ですね。一気に涼しくなった気がします。

夏の猛暑というか酷暑というか、今年もひどかったですね。9月も秋のはずなのに30度を超えて、最早9月も夏です。

8月に頑張ってnote書くぞーって言っておきながらもう10月です。
今年中には今年やったゲームのレビューが書けるようになりたいな…。

というわけで今回はOCTOPATH TRAVELER2の話をします。
前回1の話をしましたので。

まさか2が出るなんて思っていなくて、ニンテンドーダイレクトを見てひっくり返りました。

一体2はどうなるのか。1とのつながりは? システムは? とか諸々気になって気になって、2月24日を待ちました。
そしてとうとうやってきた当日。なんと初めてゲームのために有給をとりました。

そんな思い出に残る2の話をします。

システムは前回よりもパワーアップ

戦闘システム、フィールドコマンドなど、1にあったシステムの基本はそのままに、今回は2ということでバージョンアップもしました。

特に良かったなと思ったのは時間の概念ができたことです。1は昼の時間軸しかなかったので、時間経過で夜に鳴ることはありませんでした。

2は朝から夜明けまで、24時間フル稼働。昼と夜では街の景色が変わり、出てくるNPCも変わります。

何より昼と夜でフィールドコマンドが異なるのが良かった。

昼間、試合で相手を吹っ飛ばす剣士のヒカリは、夜になると情報を金で買う買収というコマンドになったり。
昼間は誘惑でNPCを仲間にすることができる踊子のアグネアは、夜になるとNPCからアイテムを譲ってもらえるおねだりになったり。
昼と夜でそれぞれの役割が変わってくるのがいいですね。このNPCにはこのキャラを!と色々試せるので。

戦闘システムは新たに底力という、いわゆる必殺技が加わりました。それぞれのキャラに違った底力があり、ジョブが変わっても底力は変わりません。
底力がとにかく強い人と、底力がなくてもなんとかなる人と様々ですが、戦う敵のタイプによって色々使い分けられます。

今作から船に乗れるのも魅力。海の戦いはテンションが上がるね。

1の基本は崩さずに新たなシステムを入れたわけですが、戦略の幅が広がり、より戦闘が長考するようになりました。
いきあたりばったりのなんとかなれー!戦法は爆死します。笑

ストーリーの明暗が激しい

今回も8人のストーリーがそれぞれあるのですが、1よりボリュームというか、密度がすごいなと思いました。

というのも、重い人はとことん重く、そうでない人は本当にそうでないという感じです。

アグネアはスターになることを夢見て旅立つ、スポ根のようなストーリー。
オズバルドは最初囚人からスタートするわけですが、ラストは非常に熱い展開で最早少年漫画だったし。(36歳だけど)
このような熱いストーリーの人もいれば、

キャスティは記憶喪失から始まり、真相が分かった時点で多くの仲間がすでに死んでいたことが分かったり。
テメノスは教会にはびこる闇を追求したら家族や友人を殺されてしまったり。
ソローネは盗賊団を抜け出そうと奔走していたら、出自がとんでもない展開だったり。と、重い人はとことん重いんです。

この明暗がとても激しく、プレイしている側も心のくるものがありました。
誰がここまでやれと言った。と100回くらいは思いましたね。

それでもラストはきちんと悪を倒し、それぞれの未来に向けて進んでいく展開だったので良かったなとは思います。
個人的にはオズバルドのラスト、とても良かったよ…。本当に。

ちなみに主人公はテメノスでスタートしました。
純粋に顔と性格が好きでした。

仲間との掛け合いが楽しい

1は一緒に旅をしていても、あまり仲間内で会話をするシーンは少なかったです。

パーティーチャットで話をするくらいですね。

ですが今回はなんと戦闘中に掛け合ったり、8人のストーリーが終わったあとの最終章で8人が一丸となって最後の敵に挑むのです。

最後の敵に挑む展開は1にもありましたが、今回は8人がしっかりみんなで会話をして話を紡ぎ出していく展開でした。

あぁ彼らはちゃんとした仲間だったんだな、パーティーだったんだなと実感しました。
何より仲間同士の戦闘の掛け合いで、普段どんな雰囲気なのかというのも分かります。
ボイスがついた状態で仲間の名前を呼ぶのは聞いていて楽しいですね。

オクトラ2は厳密には1と異なる世界のお話ですが、ほんの少しどこかで繋がっているという感じでした。

それでも8人の旅、8人の物語、最後に一つにまとまるというのは同じで、これぞオクトラだと思えましたね。

きっといつか3も出るんだろうな。その時はまた異なる世界で異なる8人が旅をするのでしょう。
その日が来るのを楽しみにしています。

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