【ニーアレプリカント】文明崩壊後の世界と切ない音楽が美しいお話
4月にまったり進めていたニーアレプリカント。
ずっとやりたいやりたいって思ってPS3のは買っていたのに、PS3自体が色々とダメになり…。
なのでリメイク版が出てきてくれたのはとても嬉しかったです。
とにかくグラフィックがいい、音楽がいい、音楽がいい、世界観がいい、音楽がいいのオンパレード。
サブクエストも全部クリアし、Eエンドまでもクリアしました!
そんなニーアレプリカントのお話。
崩壊後の世界は綺麗
多分これは次に書くだろうニーアオートマタの感想でも言います。(笑)
ニーアレプリカントはDODの新宿エンドの後のお話という設定らしく。しかし私はDODをやったことはありません。新宿エンドはネットで見ましたが…。
なので、ある程度の知識はあるのですが、やはり新宿にドラゴンと母体がやってきたせいで地球はめちゃくちゃになってしまったのかーーと思いました。
それから1400年以上後の話がニーアレプリカントですが、とにかく人類の叡智だった文明は綺麗サッパリなくなり、歴史が逆戻りしたかのような世界が広がっています。
自給自足の生活ですよ。羊を狩ったり魚を釣ったり畑を育てたり…。
世界のあちこちには崩壊したビル群、線路の跡、工場跡地…。かつての文明がたくさん並んでいるのもいいですよね。
でもこういった、文明が崩壊した後の世界というのはとても好きなので、見ていて心が踊りました。
しかしこういう世界に住みたいかと言われると、まぁNOですけどね…。
宗教的な音楽は美しい
ニーアの音楽はとにかく宗教的といいますか、神秘的といいますか。不思議な魅力があります。
主にコーラスを交えたものがおおく、曲というより歌なのかもしれません。
特にイニシエノウタとかは実際にデボルとポポルが歌っていたりしましたし。
美しながらも何処か儚く切ない音楽ばかりで、崩壊した後であり、未来が確約できない状態でもあるこの世界にぴったりだなと思うのです。
サブクエストのために何度も色んな所へ行ったので、結構耳に残るものが多かったなという印象。
やはり魔王ノ城はいい曲ですね。ラスダン感がひしひしと…。
お兄ちゃんの成長
レプリカントの世界は5年かけるお話で、主人公のニーアも作中で16歳から21歳に。
すごい成長である。
一気に大人になったし中の人も変わってしまった…。
ヨナも5年後とても美人になって綺麗だったなぁ…。
諸事情で姿形があまり変わってないカイネとエミールはさておき、仮面の王が全く変わっていなかったのは少し不思議…。
グラはそのままだけど一応成長している、のかな?
余談だけど仮面の王の話には泣かされました…。狼の話共々。
そしてニーアオートマタへ…
ストーリーは単純に見えて、その背景が複雑という感じでした。
妹の奇病を治そうと頑張る。だけど妹が魔王に攫われる。5年後に居場所を突き止めて探しに行く。という流れなんですが。
そもそも奇病とは?魔王とは?っていうのを掘り下げていくと、ニーア達の世界に何が起こっているのか分かる感じです。
魔王の正体が分かった時はびっくりしましたね…。
複雑でちょっと難解なところもありますが、ファンタジーとSFを融合させた世界観はとてもよかったです。
後にニーアオートマタの世界につながるわけですが、オートマタをやったことで、レプリカントのED後の歴史が垣間見えたなぁと思います。
Eエンドで救われた感はありますが、彼らの救いとは世界の救いではないので…。
この寂寥漂う美しさこそがこのゲームの醍醐味なのかなと思います。
レプリカント、オートマタを揃ってやることをおすすめします。
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