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【オリガミキング】とんでも展開だけど深いお話 ※ネタバレ

ペーパーマリオ オリガミキングをクリアしました。
すげえゲームでした。結論から言うととても良かったです。

ネタバレ含めて遠慮なく語ります。

紙じゃなかったら大惨事だった…

まず先に言っておきますと、私はペーパーマリオをやったことがありませんでした。
なので、そもそもペーパーマリオの世界は紙でできた世界ということも知らず、ただデフォルメで表現されている世界かと思ってたんです。(タッチカービィみたいなクレイ調のやつとか)

もともと紙の世界だったんですね。納得…。

いやでも納得したけど、紙だから何やってもいいってわけじゃないぞ!?って思いました。

オリガミキングのボスは全員文房具。
色鉛筆がミサイルを飛ばすとか、セロハンテープがバイクみたいに走り回るとか、それはまだ可愛い方です…。

パンチとハサミよ。
パンチがキノピオの顔に穴をあけるんですよ。いやいや結構えぐいのでは???
最初、顔に穴が空いたキノピオ見て悲鳴が上がりましたもん…。

そしてハサミは紙の住人をチョキチョキして、貼り付けて合成獣を作る始末。
合成獣にされたクリボーとノコノコの悲痛な声になんとも言えない気持ちになりました。

これ、紙だからセーフなんだね…。
cero:Zすぎない??って思わずにはいられなかった…。

結果としてパンチやハサミを倒すことでみんなもとに戻ったけど、なかなかに印象深い話でした。

パズルがいかに苦手かよく分かった

オリガミキングは360度バトルという戦闘システムです。
リング状のフィールドを回したりスライドさせたりして敵を整列させて攻撃っていう。

本当に大変だった!!
制限時間あり、リング回す回数制限ありという状態で、どうしたら整列できるのか考える頭が私にはなかった…。
成功したらマリオにバフがかかるけど、私はなかなか成功できず…。

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これ無理でしょ。

ボス戦は逆に、外側から矢印つないで攻撃するというパターンだったので、まだ楽でした。
まぁそれでも思うように道を作れなくてあわあわしたのですが…。

キャラクターの魅力

オリガミキングは大体キノピオがモブとして出てくるんですが、なかなかキャラが濃いです。
大学教授みたいな喋り方の学者キノピオ、サングラス装備のDJキノピオ、カッコつけすぎているキャプテン・ピノ…。

キノピオって可愛い顔ではーい!とかイエーイ!とかいうイメージだっただけに、こんな個性豊かな子がいるんだなぁって思いました。
私の中でキノピオはキノピオ隊長止まりです…。

キノピオ以外にも、仲間になってくれたボム兵くん(めちゃくちゃ泣いた)、仲間になったら最強すぎるカメック、かわいいクッパJr、そして主役級の活躍を決めてくれたクッパ(ラスボス戦まじでかっこよすぎた)などなど、みんなオリガミ兵に立ち向かってマリオと共闘するんですよ。激熱ですよ。

普段喧嘩ばっかりのクッパとマリオが一緒にラスボスに挑むって良くないですか?
スーパーマリオRPGを思い出しました。

あとオリビアね。めちゃくちゃ可愛いしめちゃくちゃいい子なんですよ。
戦闘中のヒントに本当に助けられたので、彼女がいなかったら色々詰んでました。

折り紙という存在が深い

オリーがマリオの世界にオリガミ兵を放ち、キノピオを殲滅する(とまではいってないけど実質そう)ようになった理由ですが、オリビアはそれだけ?!ってなったのですけど、私はなんとなくあーーーなるほどなってなりました。

生まれたばかりの命だったオリーが、相手の話を聞かずに一方的に決めつけてしまったのは良くなかったけれど、オリガミ職人に不信感を持ってしまうのも頷ける…。
結局はオリーがちゃんと話を聞いてればこんなことにならなかったねってことにはなるんだけど、難しいなぁ…。

簡単なようで深い話だったなと思います。
オリーとオリビアとボム兵についてはいろんな気持ちが溢れているので、またつらつらと書きなぐってみたいな。

あとラストは号泣しました。
元々涙腺が弱いってこともあるけれど!


そんなオリガミキング。びっくり展開が多かったですが、内容的にはとても楽しかったなと思います。
マリオとクッパの共闘が個人的に熱かったですね。あとルイージが可愛すぎた…。

トロコンはできないままでしたが、キノピオ救出、スカスカ穴の補修、お宝発見、はてなブロック発見全部コンプしました!!
リング島の連戦が一番きつかった…。


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