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君は数学が得意だと思っていないか。結論から言おう。それは算数の計算が早くて正確であること。ドリル計算から方略思考への転換

 ドリルの計算に夢中になっていないか。君は数学が得意だと思っていないか。結論から言おう。それは算数の計算が早くて正確であることなんだ。何も考えなくても集中力があれば、四則演算つまりタスヒクカケルワルが他人より早い。もちろんこのような能力も必要である。高校数学の微分までは何とかなる。積分や順列組み合わせ、空間図形あたりから分からなくなり苦労する。苦労すると認識しているだけでも、まだ何とかなる。致命的なのはベクトルである。一部教員側にも問題点があるが、ベクトルの演習をただ成分の計算に持っていきたがる。生徒の方もベクトルがわかったと感ちがいするので、理解していないと認識するよりもさらに悪い。『計算が早くかつ正確にできる=数学がよくできる』ではない。AIの発達にともなって、ドリル指向から方略指向への転換が必要である。

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