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美しくなりたい理由

化粧水を付けながら、「なんで綺麗になりたいんだろうなー」と考えた。

当方、だいぶニキビの多い人。36歳。
「酒さ」もある。
そのくせ面倒くさがりで日焼け止めを忘れたりもする。

でもなんだか、綺麗になりたいと最近思ってしまった。
最近?ここ数年かも。
美人になることはできないけど、お肌がつやつやで血色がよくて、愛嬌があって可愛らしい人になりたいのだ。

(何回か「のこさんは美人じゃないよね!」と面と向かって男性から言われたことがある。当時はムッとしたが、「美人じゃないけど愛嬌があって魅力的なのね!」と思うようにした)

元気な顔を見せたい、それだけ

この年になっても仲良くしてくれる友達がいる。
たぶん一生の友達になるんだろう。なってくれ。ズッ友だょ。
文章を書く仕事を頑張っていたら、ストレートバック(背骨がまっすぐ)に由来するヘルニアになった。腰をやらかしたときに私のほうがみんなより先に死ぬかもしれんなぁ、と思ったけど、生い先短いなら一層自他を大切にしようと思った。

友達に、自分の元気ない顔は見せたくないなぁ。
美しくなりたい理由はそれが全てだ。

今更モテてもしょうがない。私既婚だし。
仕事で顔出しすることはない(それどころか顕名の仕事をしたくない)から特に仕事上の必要があるわけでもない。
でも友達に会った時に、お互い「よかった、元気そうで」って思えるようにしたいのだ。

「あのね……」って手紙をつい書いてしまう人も
一緒にランチするだけで幸せになれる人も
心配しちゃうからご飯持って駆けつけたい人も
放言しながらお互いの配偶者を自慢しあう人も
手作りの品を見せ合って刺激になる人も
(上記は一例です。)
あなたが元気だと私は嬉しいし、私が元気なのをあなたに喜んで欲しいと思う。

元気かどうか外見から読み取るのが、最初のステップになりがち。
肌つや、髪の整え方、ピシッとした服。
しょんぼりしている時や病気の時は、肌がガサガサして、髪はボサボサで、服は正中線からずれていたりするものだ。

内心つらかったりしても、それを話すのは後でいい。
まずはお互いの無事を幸せに思いたい。
だからきちんと化粧をして、髪を整えて、服をちゃんと着て、美しくありたいと思う。

とはいえクソめんどくさがりなので、楽なお手入れを

スキンケアは2ステップで終わるようにしている。
非常に面倒くさがりなのだ。
仕事と家事と色々とを片付けて、正直あんまり時間をかけている余裕はない。

おかげさまで今使っている化粧水と乳液は合っているようで(インスタでよく広告が流れてくるものを買った。30代の・40代むけの商品みたい)肌がもちもちしている。
肌が元気だと化粧ノリがよくなるもので(肌が元気ない時こそ化粧で隠したいんだが……この矛盾よ)化粧品も薄づきでよくなった。よい。

スキンケアの時間は、大好きな友達のことを考えるようにしている。

どうですか、今日、そちらの天気は。
あったかくしてますか。ほがらかに目覚められましたか。
今日も一日笑えることがたくさんありますように。

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