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私がちょっと好きだった人の話

こんばんは、最近は恋愛がちょっとわからないのこのこ(@nokochan1224)です。


よく、聞かれるのですが、今は彼氏いません。
そして、好きな人もいません。

そしてこれまたよく言われるのが、私は性の事に関するツイートをするアカウントを持っているのですが、

「好きな人以外とセックスするのどんな気持ち?理解できない。」

まあそういう人が大概だと思います。
人の価値観はそれぞれですからね。

でも、私も私なりに一応線引きはあるのです。
聞こえが悪いかもしれませんが、「性欲を処理するため」に今はセックスしている節があります。

そのため、私はセックス中、好きな相手以外には絶対に「好き」と言いませんし、相手からセックス中に「好き」と言われても絶対に真に受けないです。

セックスの中だけで恋心が芽ばえることは、絶対にないです。

もちろん、セックスは「恋人同士で愛情を深めるためにするもの」、という認識もあります。
それと同時に、「性欲を処理するもの」、という認識もあります。
今は、後者が強いという感じなのです。

こういう点で見ると、性欲が強くて性に興味がありすぎるのは、理解されがたいし勘違いもされやすいので大変だなって自分でも思います…。


またいつか心から好きだと思える人がいいなと思って日々を過ごしています。


さて、前置きはくれくらいにして、私は1年以上好きな人がいません。
でも、ちょうど1年ほど前、''ちょっと好きだった人''がいました。私にもこんな日がありました。

今は、全然何とも思ってないのでただの思い出ですが。

そんな私のちょっとした思い出、暇つぶしに聞いていってください。

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時期は1年とちょっと前。2018年の10月頃。

出会いは、のこのこ垢です。
最初は私のフォロワーさんでした。相手は裏垢ではなく普通の趣味のアカウント。
顔は載せてました。ハーフのイケメン。1個上の社会人。

相手から送ってくれたのか、私から送ったのかは覚えていませんが、DMを重ねました。

おそらく、私はその時彼の「下心のなさ」に惹かれたんだと思います。

やっぱり、こういうアカウントなわけですから仕方が無いとはいえ、私も一応1人の女子なので、知らない人からの下心丸出し感にはもうウンザリしてたんですね。きっと。

そこからLINEを交換し、メッセージも重ね、電話もしました。

初めて電話をした時は、緊張で何を話したか覚えていないです。

ただ、「ねえ、何ケーキが好き?」。

この言葉は覚えてます。なんでケーキのこと?って頭の中ははてなだったのですが、
とりあえず、「チョコ系のケーキ!あとフルーツタルト!」と。


その後、「今度遊ぼうよ!」と言われ気が合うしと思い、初めて会う約束をしたのは12/22でした。


ドキドキしながら、電車で2時間ほどかけて名古屋へ。(当時は私静岡に住んでました)

待ち合わせで待っていると、ちょっと暗くて地味な格好したマスクしてる人がこっちに。
「え?!」と思っていたら、まあ彼でした。

はじめまして。

その後会う時も彼はいつもマスクをしているのですが、重度の鼻炎なんだそう。
いつも鼻ズビズビでした。

彼も少し緊張している様子。

でも、エスカレーターを降りる時は下にいてくれたり、
階段を上る時は横で手を貸してくれたり、
「ここ段差あるから気をつけて」と一言、手を貸してくれたり、
ドアをサッと開けてくれたり、
重い荷物を持ってくれたり、
いつも道路側に立ってくれたり、
容姿もたくさん褒めてくれました。メイクや服やヘアアレンジなど、たくさん可愛いと言ってくれました。
「あっ1000円は出すから…!」と、食事の時会計前に千円札を相手に渡すなどするも、「いや、いいよ。」って、受け取ってくれず、全て奢ってくれました。


充分すぎるくらい気遣いなどが凄かったです。
(「この人は本当に一個上…?」とびっくりした覚えがあります。)


初デートは、お互い猫が大好きなので、猫カフェに行って、カフェに寄って、商店街をぶらぶらしました。

彼の、彼の好きな物を見る時の目がとてもキラキラしてて無邪気で可愛くて、でも気遣いはすごくて優しくて、年下と年上の良いとこどりみたいな感じ。


その日はとても寒くて、冷たい風が頬を通り過ぎたはずなのに、ドキドキしすぎてその風が心地よいくらいでした。


夕方頃、彼がいきなり「ねね、家近いから…来ない?」と。「変なことしないから!」と。

「初デートで家…??」とちょっとモヤモヤしながらも、彼がとても必死そうに誘ってきます。


「ああ、なんだ、セックスが目的か…。」


私は一瞬心臓に鋭い刃が刺したようにズキンと心が痛みました。

でも、断るのも気が引けたので、私は彼について行きました。


ついたのはマンション。

彼が、「ただいまー。」と声を発す。

(お?)

「お邪魔しま〜…」

彼の父が現れる。

(!?!?家族いるんかーいwwww)

めちゃくちゃ気まずい空気が流れるも、彼は「ちょっと友達来てるから」と一言放ち、私は会釈をし、彼の部屋について行く。


彼の部屋でちょこんと座り、話していると、彼が「あ、ちょっと待っててね。」と言って部屋を出て、何かを持って帰ってきた。

「ちょっと早いけど、誕生日、おめでとう☺️」

彼は小分けのケーキを持って祝ってくれた。


そう、私の誕生日は12/24。


ちょっと話は逸れるが、私は恋人に誕生日を祝ってもらったことがない。
というのも、冬に恋人がいた事がないというのが問題なのだが…笑
(過去2人とも春〜秋まで)


異性に直接誕生日を祝われたことが初めてだったので、とても嬉しかった。
しかも、初めて会ったのに、事前に調べてお祝いしてくれたことが、嬉しかった。

どうしても家に来てほしかったのは、これを渡したかったからとのこと。
でもサプライズにしたかったからあの時理由言えなくて曖昧にしてごめん、と。

2人でケーキを食べた。
チョコ系とフルーツタルトを買ってくれた。


「会って良かったな、また会いたいな」って強く思い、私はこの時点で好意を向けていました。


そして、セックスをしました。


雰囲気って怖いですね。セックスしちゃいました。
でも嫌な思いは全然なかったです。

隣の隣に彼の父がいるところ、声を我慢してセックス。
あとは、手マンが痛かった。痛すぎて笑ってしまった。高速トルネード膣ドリル手マン。
挿入する前に萎えるタイプ。挿入直前フェラ必須。イチモツはデカい。

セックスで覚えてるのはこれくらい。
正直良くなかったし、セックスに関しては、取り柄は顔とち○こ。


まあでもここで話すのは人柄重視の話なので!笑
セックスはちょっと別物で考えてください🤫

それから、何回も回数を重ねて会いました。
彼の近く、私の近くで、交互に会いに行ったり会いに来てくれたり。

誕生日当日も会えたので、その時も、今度はホールケーキを予約してくれていて、2人で食べました。

手を繋いでショッピングモールに行ったり、公園に行ったり、カラオケに行ったり、色んな食べ物食べに行ったり。たくさんデートをしました。


私がリアルで色々と悩んでいて、そのうえ私は他人に相談ができないタイプのため、頭も胸もいっぱいいっぱいなことをツイートで吐き出していると、急に彼から電話が。

開口一番、「大丈夫…?」

私 「えっなんで…ツイート見てかけてきてくれ…」

彼 「そんなこといいの。事情は深く聞かないから安心してね。よく頑張ったね。○○は偉いよ。」

私はもうその言葉だけで涙がボロボロ溢れて、普段人前では泣かない弱音吐かない私が、初めてグズグズ泣きました。


さっきも述べたように、私は1人で溜め込んでしまうタイプで、根掘り葉掘り聞かれるのも苦手ですし、あまり自分のことを他人に伝えることができません。

そんな私の特徴をよくわかってくれていて、最善の言葉をかけてくれた彼はとても貴重な存在でした。

私はまた、彼に惹かれていきました。

そんなある日、彼が、デートの日、こっちへ来るため新幹線に乗っていたらしいのですが、乗る線を間違えたらしく、反対方向に行ってたらしいのです。

私は、バッチリ化粧して彼の好きそうな可愛い服も着て、るんるん外で待っていました。

「ごめん!新幹線乗り間違えちゃった…今すぐ戻って向かう!」

仕方ないことなので、「大丈夫だよ、気をつけてね」と了解のLINE。

着くのはおそらく2~3時間後。

真冬の空の下で凍えながらも、一旦屋内へ入り待つことに。

すると、彼のTwitterを何気なく見ていたら、

「新幹線間違えた😫誰か通話せん?」
のツイート。
リプには、相互の女の子たちが3~4名ほど声をあげている。

私は少しショックを受けてしまいました。

仕方ないことだし、早めることはできないとわかっていても、彼に早く会いたかったし、彼のために可愛くなる努力をして待っているのに、他の女の子と通話かあ…って。

そう、彼の周りには女の子が多いのです。


フォロワーのほとんどが女の子。
絡みも女の子が多い。

「同性より異性の方が絡みやすい人もいる」と言い聞かせていても、やっぱり嫉妬はしていました。

それに、彼は通話中などに「好きだよ」と言ってきたりしていました。告白ではなく。

(この時点でわかる人はわかると思いますが、完全に女を沼らせるのが趣味と化していて、周りに女の子がいないと安心しない男でした。)

それから、私は傷つきたくないので、少し距離を置いてみようと頑張りました。

でも、その頑張りも少ししか持たず…。
すぐに連絡をしてしまい、嫉妬も彼にぶつけてしまいました。


「土日くらい返事返してくれてもいいじゃん…。」
など、LINEを催促してしまったり。

「他の女の子ともこうやってしてるんじゃないの…?」
と疑いをかけたり。

完全に彼に''依存''していました。

今思えば、この時は全然幸せじゃなかったし、毎日悩んでいました。

依存は本当にお互いのためにならないと痛感しました…。


でも、私が思うのは、簡単に「好き」って言ってほしくなかったですね。笑

今はもうある程度判断はできますが、当時の私は、元彼と別れてからあまり日が経ってないのもあり、恋愛体質がすごくて依存しやすく判断力が乏しかったです。


ただ、彼も、この気持ちをぶつけた時は、きちんと対応してくれて、謝り、解決策を提示してくれ、電話もして私の気持ちも聞き出してくれました。

そんなこんなで月日が経ち、デートも体を重ねる回数も増えながら、気づけば3月頃に。

私は、引っ越しの時期になり、静岡から福岡へ引っ越すことに。

私は、まだ気持ちが残りながらも、
「遠距離で付き合えるかもしれない」
という期待と、
「それは無理だきっと気持ちは冷める」
という諦めの2つの気持ちが揺らぎながら、最後に会いました。


「また会おうね。」なんて言いながら、少し涙を浮かべて、バイバイしました。


とても濃い4ヶ月でした。


そして、再度会うことはありませんでした。


今は、連絡を取っていませんし、なんなら連絡先を消しました。

以前Twitterを覗いたら、彼は、相変わらず、周りに女の子がたくさんいるみたいで、彼も彼なりに女の子に依存して悩んでるのかな〜と思いながら、私は今のセックスライフを楽しんでおります。

そして今は垢消しをしたみたいで、繋がりはないですし、こちらも未練はないです。


ただ、彼に依存していた時期があったからこそ、今の私がいると思うし、依存している時の辛さも教えてくれた相手だと思うので、感謝はしています。


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いかがだったでしょうか。

「好き」という気持ちが爆発しすぎて自己中心的な考えにならないよう、冷静になり、相手のことも考え相手の気持ちになりながら、恋愛を進める。

これを考えさせられる恋愛でした。


ちょこっとした思い出。
「私がちょっと好きだった人の話」でした。

ここまで読んで頂きありがとうございました!
Twitter(@nokochan1224)でも、よろしくお願い致します☺️

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