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理想の死に方

新車の購入を検討しているので近所の車屋へやってきた。わたしは四角い車が好きなので、50歳になったらジムニーを買いたいと思っている。それをぼんやりとした目標にしてしばらく生きる。


成田悠輔が自身のトーク番組で、河野太郎と対談していた。その中でふいに河野氏に「理想の死に方ってありますか?」と質問した。(聞き方は違うかもしれないがだいたいそんなニュアンスだった)

河野氏はやや面食らったように(私にはそう見えた)「まだ早いでしょう!」と返していたが、成田氏は「避けては通れない問題だから興味がある」と答えていた。そのあとのトークはややお茶を濁すような感じで結んでいた。

それを見て、私はすこし河野氏にがっかりするとともに、自分自身の理想の死に方について、洗い物をしている時やトイレに入ってる時なんかに考えをめぐらすようになった。


私が考える「理想の死に方」とは、突き詰めて考えると、死の原因をチョイスすることではない。つまり、お風呂の中で死にたいとか、老衰がいいとか、そういうことではない。

それはつまり、老後にどんな生き方をしているか、どんな人間になっているか、ということである。このことについて、しばらく考えてみようと思う。遅かれ早かれ、いずれはみんな老いて死ぬのだから。



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