スタッフ紹介 VOL.15 ~高木公知さんインタビューPart5~

6回に分けてお届けしておりますアソシエイトプロデューサーの高木公知さんインタビュー。
後残すところ今回を含めて2回となりました!
高木さんと子役さん達との絆が垣間見えるお話です!!!
(前回の模様はこちらから。)

※ 劇中にてバーテンダーを務める高木さん。

●見ててスゴく感じていたんですが、子ども達とスゴく仲が良いですよね♪

本当にね、なんか倫太朗君とかめっちゃ懐いてくれたんですよ。一番。
彼、最初、ワークショップの時……子役の子達とかって皆小学生で。
で一番彼が中途半端って言い方おかしいけど(^_^;)


●わかりますよ。一人だけポーンて真ん中ですもんね。
(小学生と10代後半に挟まれている感じでした)

結構、そう中学生だから斜に構えるところもあって。
ちょっとまあ背伸びをしたいのかわかんないけど、大人のスタッフの方に最初話しかけてて
俺とかもう一人メイキングの萱野孝幸君とかに話しかけてきてて。
それがきっかけで倫太朗君とはスゴい仲良くなった。
彼きっかけで僕もキャストの子達とも仲良くなった。
彼もやっぱりワークショップを受ける毎にキャストの子達と仲良くなっていったから。

●ああ、倫太朗君がきっかけとなって!!

そうです。はい。
そしてワークショップで俺も参加させられて(笑)
監督が設定を作って、即興で皆が演技をします、みたいなのがあって。
僕、別に参加しなくても良かったけど、たまたま職場が近所だったので差し入れでもとガチャって(ドア開けて)入ったら、「じゃあ高木さんこっちきてください」って。
その場で安達葵紬(あおぎ)ちゃんの相手役をさせられたっていう。


●こう、関わった深さがすごいですよね。短期間とは思えない。

濃かったっすねー(^▽^)


●ですよねー!

もうその1日が。
1時間2時とかが1日のように感じるっていう。
人ってこんなに働けるんだって思いました。


●(爆笑)

(爆笑)マジでwww。

だからその自分の能力を拡張した感じがあるので。キャパを。
無理したらできるみたいな。
でもまだ全然頑張れるなみたいな。
働いたなー、なんか。


●撮影現場にいらしゃったのは正味1週間くらいですかね。

そうですね。まあ、うん。僕自身は。
撮影期間中、現場に顔出したのは1週間くらい。


●これ、普通に会社で仕事しながらですよね(^_^;)

そうですね。会社にはもちろんちゃんと前から話をしていて。
音楽やっている会社だから、一応そこに理解があったんですよ!

一回そういう長物の(CMなどに比べて映画は長物というようです)現場を見てくるのは
いい経験になるからって。
本当に迷惑かけたんですけど。会社に理解なかったらできなかったです。
やっぱり会社にも感謝していますし。
「invisible designs lab.」
ていう会社なんですけど。

インビジブルっていうのは見えないっていう。音なので。
目に見えないものをデザインするっていう。森の木琴とかやったんですよ。
見せましょうか?
(高木さんのパソコンでそのCMを見せていただきました。YouTubeで「森の木琴」と検索すると見れます♪)


●撮影って思った以上に体力使いませんか?
私撮影見学行った次の日は会社行く時に体が重い、みたいな状態で。
皆さんみたいに朝6時の船に乗ったわけじゃないのに。ほとんど行ってないのに。

一日外にいたらやっぱり。スタジオでの撮影なら暑さとか関係ないけど。


●暑かったですもんねえ。
やって良かったなっていうことはどんなことだったのでしょうか?

個人的にやってよかったなと思ったのは、まず映画の現場が見れたこと。
僕も今回制作進行みたいなことをやったから、今後自分の仕事にも活かされるだろうということ。
それからやっぱり子役と仲良くなれた。


●そうですよね、私も子役と仲良くなれたことが、まず。

あと……。


●能古島の良さっていうのを感じられたんじゃないですか?

そうですね!ほんと。住んでる人の優しさですよ!!!
公民館の田中さん、炊き出しの森さん井浦さん、松原さんご夫婦、鈴木サカエさん……。
最初は低姿勢で行こうと思ったけど、おばちゃん達の方がぐいぐい来てくれるから、
それに合わせた方がいいなって思って途中からなんかもう「あ、鈴木さん」みたいな。
気づいたら仲良くなっていた。
関わった人数で言ったら制作の方達の方がずっとやりとりされていたのであれですけど。
僕は部分的に凄く島の人とも関わったので。


●深く関わった。

そうですね、はい。本当に裏表ないっていうか。皆なんか本当に優しくて協力的だったし。
島の人達も能古島が舞台になるっていうことでスゴく応援してくれた。


高木さんインタビューは次回が最後!
お楽しみに~~~♪


文章: 中島栄子(アクションチーム J-ONE)
管理人:菅原玲子

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