見出し画像

活動報告5月

育苗ハウス
芽出し中の適温は30-32℃です。温度管理に気を付けます。銀シートを外すと、うっすら緑色になっていました。1.5葉を目安に20-25℃まで下げます。

両側の青ネットは、気温が下がりがちな部分を保護して生育を均すためのもの
(5/1)

田んぼでは荒起こし作業に入ります。稲わらを鋤きこみ、フカフカになりました。

気を付けたポイント
・鋤き残しがないようにする。
・土の湿度をみて、掘らないようにターンする。

5/2

続いて鶏糞を散布していきます。ブロードキャスタの散布幅に驚きました。どこまで飛ばしたか把握できないと操縦は難しいだろうと感じます。散布量を設定するとスピードと開度は指示される仕様になっているそう。

5/3

鶏糞を播き終わったら2回目の耕耘作業

5/4

ゴボウとオウギの畝立てもこの時期です。トレンチャーを使って深くおこしながら、超低速で畝を立てていきます。

5/7

この操縦はひときわ難しく、ドアを開けてポジションや方向を直視しながら最大限の集中力で臨みました。師匠からは「これが上手にできるようになったら大したもんだ」と言われました。

こんなに曲がった(泣)

ゴボウっていうのはこんなすごい技術があって生産されるんだ!ということを思い知り、ゴボウを見る目が変わりました。


耕耘が終わった田んぼに水を入れて、しばらく置いて均したら適度に落水します。代掻きのスタートです。ここでは2回に分けて代掻きします。

一回目は荒じろ。ここで代掻きデビューしました。障害物がない真ん中部分だけやらせてもらいました。

5/9

荒じろで気を付けたポイント
・行路を一発で決めること
・山ができてしまっても気にしないこと
・2度通っても直らないし、土がトロトロになって苗が浮いてしまうので、やり直しはしない

2回目の仕上げ代掻きでは、横方向にひと通り回った後、速度を落として縦方向に掻きます。しっかり仕上げるのは難易度の高い作業です。

近所でドローンを使った直播をやると聞いたので見学に伺いました。はやい!直播にも湛水、潅水など種類があります。研究しなきゃ

5/11

育苗ハウスでは徹底した温度管理と戦術的な水管理のおかげで、いい苗が育ちました。普及センターの方も絶賛してくれました。

茎が太く短く、根の長い苗を育てる(5/19)

代掻きが終わったら再び水を入れ、しばらく置きます。すると前作の残渣が浮いてくるので、全てレーキで取り出します。

5/15

ナタネ畑も黄色をグングンましていき、このころピークを迎えます。「たきかわ菜の花祭り」というお祭りも開催され、普段見かけない人だかりや長い車列が出来ていました。

一度は見ていただきたい絶景

下旬になるといよいよ田植えスタートです。親戚やご近所が協力し合って驚くほどのスピードで進んでいきました。ハウスで軽トラに苗を乗せる人→運搬する人→田んぼで水や苗箱を管理する人、田植え機を運転する人、田植え機の後ろで苗箱を補給する人etc.

5/22

主に補給係をしながら、田植え機の運転もさせてもらいました。直線部分はGPSで真っすぐ走ってくれるのですが、ターンとポジショニングは自力です。これが難しく、間が広がったり狭まったりしました。先生が3人もいてくれて、ターンする前に軌跡を確認させてもらったりしながら少し分かりかけてきた頃には田植えが終わりました。

なんとなく感じた田植え機運転のコツ
・畔まで突き当たったらフロントが見えるくらいまでバックする
・ハンドルを全開できって、掘らないように緩めながら前方をみて真っすぐに決める。
・ハンドルを回すスピードでポジションが変わる。ゆっくり回せるようにタイミングを計る。
・しっかりポジションが取れたらGPSを入れる

5/25

普段お世話になっている人たちのスゴさを実感した1カ月でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?