ふつふつと、鬱々と、

雨に歌おうが

闇に叫ぼうが

変わらないものは変わらない

生きていくこと

他人と関わること

存在していること

何をもってしても

好きじゃないものばかりで

孤独を埋めるための誰か

孤独を思い知るためのなにか

そばにあるのはいつも空っぽなものばかり

明日は来る

明日も来る

今日と変わらない明日が来る

それを嬉しいと思わない

他人なんていなければいい

他人がいないと寂しい

どちらも正解で

どちらも間違い

生きていること

人の中で生きること

なにもかもがもう

どうでもいい

生きていかなきゃいけない

なんてことはたぶんなくて

終わりを自分で決めても

いいと思う

振り返ってみても

未来を考えてみても

悪い人生ではない

けれど

幸せでもない

その不確かな均衡の間で

揺られながら

ふつふつと

鬱々と

今日も息をしてる

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