双極性障害という見えない障害

生きているのが辛い、と感じるのは自分の感情がコントロールできないからで、はっきりと医師から「双極性障害」と診断を頂いて納得はしたものの、辛さは変わらなくて。

気分の浮き沈みが激しくて、浮いているときも沈んでいるときも、自分を自分でコントロールできない辛さはいつもあって、それでも毎日「普通に」生きていくことが求められていて。

正直会社員をやれていることもラッキーだと思うし、見えない障害としてのメンタルな問題は、変に気を使っていただいても治るものではなく、かといって全く理解されないのもしんどいわけで。

気分のアップダウンがなるべく減るように、日常生活から外的要因を廃して、それでもやってくるアップダウンに耐えながら「平常」に近づく努力を毎日している。

「気分の浮き沈みなんて誰でもあるよ」というレベルではない、自分がアンコントローラブルになる辛さはきっと誰にもわからないし、それを必死でコントロールしている努力もわからないだろうし。

人生に「ワクワク」がなくなって久しいのだけれど、それは「平常」を心がけて毎日を運行しているからで、ワクワクというのはアップなわけだけれどもそれを抜けたときのダウンを思うと上がるに上がれないと言うか。

いっそ死んでしまおうと思うことは1度屋2度ではなくて、でもそこまでの思い切りもなくて生き延びているわけだけれども。もういいかなぁと、毎日思う。

自分がアンコントローラブルであることが辛い、アップダウンが辛い、平常でいることが大変、というのは、たぶん他人にはわからないと思う。わかったところでどうにかなるものでもないし。

明日はどんな一日になるか?その問いは希望ではなく、どちらかと言うと絶望の回避でしかなくて。日々「最悪」から避けるために、人を避け、イベントを避け、人間関係を避け。

そんな毎日が幸せかと言われたら、わからないな。今日が幸せだとしても明日は違う自分がそこにいるわけで。

辛さ、しんどさ、それをどうにかしようと、努力し、頑張って、毎日を普通に過ごすことに、疲れたよ。今日が人生最後でも良いと、毎日思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?