Pogostuck MAP1の難易度を評価してみた【クリア済】
Pogostuckというゲームについて
まさかこの記事にたどり着いた人がPogostuckを知らないなんて事は無いと思うが,念の為説明しておくと,非常に高難易度ないわゆる「登山ゲー」に属するゲームである。同類ゲームの代表的なものにGetting Over It with Bennett Foddy (通称:壺) などが挙げられる。
ゲームそのものの概要に関しては以下の記事を読んでいただければ理解できるので,是非読み進めていただきたい。
Pogostuckの歪んだ難易度曲線
ほとんどの「ゲーム」と呼ばれる遊戯は,その進行度によって難易度が徐々に上がっていくのが通例だが,ことPogostuckというゲームにおいてはマップ全体に渡っての難易度曲線が歪んでおり,多くの挑戦者が翻弄され,脱落していったという。
このゲームが数ある登山ゲーの中でも屈指の難易度を誇るとされているのは,この歪みきった難易度曲線が1つの所以である。
しかしこの情報はあなたにとって希望でもあるかもしれない。
例えば,もしあなたがこのPogostuckというゲームに挑戦中で,「あまりの難しさに先が思いやられる」と挫けそうになっている場合,今挑んでいるその部分だけが飛び抜けて難易度が高く設定されているだけで,以降は今挑んでいる部分よりも難しい場所なんて存在しない,かもしれないのだ。
この記事はつい最近MAP2をクリアした筆者が,改めてMAP1を振り返りながら要所要所の難易度を評価し,まとめたものになる。
まだこれからプレイする人にもきっと楽しんでいただけるし,現在プレイ中の人は前述のようにこれを読む事で少しでもモチベーションに繋げて頂いたら幸いだ。
そしてクリア済の人は「自分はもっとこう感じたな」など,自身の経験との差異や共感を覚えながら読み進めていただけるものになっていると思う。
なお,この記事の特性上ネタバレは必至になるため,必ず留意頂いた上で構わない人だけ読み進めていただきたい。
MAP1: Rage With your Friends の要所ごとの難易度評価
*あくまで筆者主観であるため,評価値は必ず参考程度に留めること。ちょっとした誇張表現も含んでいるため注意。
1. スタート地点 - 骨
難易度: ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
開始から操作方法を確かめている1分間。
あなたは「ああしまったな」と思っているだろう。
左に入力すれば左に傾くし,右に入力すれば右に傾くし,ジャンプボタンを押せばジャンプする。こんなに素直なゲームはなかなかない。むしろダッシュが無い分スーパーマリオよりもシンプルな操作系統にも関わらず,脳は混乱をきたし,絶望することになる。
しかし打ちひしがれている暇はない。例え何も操作しなくてもポゴは前へ進んでいくのだから。
ーという事で,Pogostuck: Rage with Your Friends,スタートである。
とはいえ開始からはひとまず序盤らしく,特段難しい点はない。ブーストもほぼ不要で大きな苦労なく進んでいける。骨は一応詰まりポイントだが,少し時間をかければ突破できる程度の難易度だ。
2. 風の壁 ~ 枯れ木
難易度: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
この辺からブーストやジャンプ角度などの基礎理解が必要な場所になってくる。が,何故か向かい風が吹いており,ジャンプしても風に流されていってしまう。ここで時間をかければかけるほど感覚が狂うという序盤にあるまじき仕様になっている。
枯れ木は初の登山ゲー恒例「落ちると進捗が大幅に戻される系のやつ」である。
壁ジャンプや狭い足場を利用したブースト,わずかな角度調整やブーストを利用した大ジャンプなど,今後必要になる技術と忍耐力が鍛えられる良き登竜門になっている。
3. グレープ(リンゴ)
難易度: ★★★★★★☆☆☆☆
ほとんどの人が長時間苦しめられる謎の果実地帯。何個も連なる果実を華麗に連続ジャンプで乗り越える必要があり,少しでもジャンプの角度をミスしてしまうと問答無用で一帯のスタート地点に叩き落される。今までの場所と比べても精神的苦痛と技術的難易度が上昇している。
ここを突破する頃には接地角度とジャンプ方向への理解,いわゆる「基礎ポゴ力」が大幅に深まっていることだろう。
ちなみにこの果物,実績Grape Gauntletの説明文を確認すると「実はリンゴ」と書いてあるが,つまるところ公称はグレープなのかリンゴなのか,ハッキリしてほしい。
4. メープル ~ パイナップル
難易度: ★★★★★★★★★★ ★★★★
ごめんなさい。全然10段階評価で収まらなかった。
グレープ地帯をやっとの思いで突破し,ひとまず落ちることのない安心感のある地形にたどり着いたかと思いきや,そこは大きな木製の牢獄であり,大半のポゴ・プレイヤーがここで余生を終えることになる。
マップ全体の進捗でいうと40-50%に該当するいわゆる中盤の地帯になるが,この一帯の精神的苦痛と技術難易度はマップ最終盤に設定されていても遜色ない異次元ぶり。MAP1における実質的なラスボスであり,エヴァで例えるとゼルエル。
その圧倒的難度の理由としては,ここに来るまでに散々接地角度やジャンプ方向の理解を積ませておきながら,その経験を全部無にするが如く配置されている前景オブジェクト「紅葉」とあまりに独特すぎる挙動のジャンプ台「キノコ」によるものが大きい。
進むためにはまず枝を登っていかなければならないのだが,前述の紅葉により自身の角度が全然視認できない上,枝を乗り継ぐ際に角度調整の比類なき繊細さが必要になるため,たどり着いたばかりの練度では最初の枝から進むこともままならないだろう。そして大きな反り立つ枝を登り切るため途中に配置されているキノコを使う必要があるのだが,このオブジェクトに初めて触れた瞬間脳があなたに訴えかけるのは「ヤベえ」の3文字である。
やっとの思いで枝を登りきった先に,ヤベえキノコが空中に2つ連続で配置されている。ヤベえとヤベえが組み合わさることによって生まれる混沌。脳はコンマ秒でキャパシティの限界を超え,パニックを起こし,気付いた時にはあれほど苦労して突破したグレープ地帯に再び降り立っているのである。
マップ全体の進行度としては実に15%を超える後退である。無情。これがPogostuck…
そして一度グレープへ戻される経験をしてしまうと,キノコを見るだけで発汗や手の震えなどの諸症状に見舞われるようになる。
そう,トラウマである。
何度も何度もグレープへ戻されてはメープルへ戻ることを繰り返し続け,続け,ひたすらに続け,キノコの挙動がようやくある程度理解できるようになってきた辺りで,あなたは次の地獄のスタート地点に立ったことに気付くだろう。
「パイナップル。メープルをかけて,召し上がれ。」
あなたは難所であるキノコ地帯からわずかな隙間を見事に抜け,その先で真っ黄色の壁にぶち当たり,蜜塗れになり,落下していったことだろう。
何が起こったのか分からないかもしれないが,その黄色の壁の正体はパイナップル(学名:Ananas comosus)という果物である。
この巨大な果実に乗っかるには蜜に囲まれた狭い足場でセットアップを行い,適切な角度でヘタに着地する必要がある。その際に少しでも角度を誤ると,蜜がすかさずあなたの足を絡めとり,何もさせてもらえずツルツルとメープルの入口付近まで大落下していくことになる。
1個目のパイナップルにようやく乗ると,いよいよ一連のパイナップルを乗り継いでいくフェーズになる。
ちょっと何を言っているのか分からないかもしれないが,次のパイナップルへ移るためにはトゲトゲしたヘタを足場にする必要があるらしい。そして目指す着地点はトゲトゲしたヘタである。
頼むから君,実の部分をこっちに向けてくれないか。
ここまで到達した人なら理解できるだろうが,このゲームはジャンプの方向が接地角度の影響を大きく受けるように設計されており,そういう意味ではこのヘタの歪な形状はべらぼうに厄介な要素となりえる訳である。
そして悲しいことに,上手く次のパイナップルに乗り移れないと連鎖的に足を滑らせ,気付いたら木登りをする前にタイムリープしている。
余談だが,メープルへ戻る可能性があるということは,グレープに戻る可能性があるということである。
パイナップルを超え,このよくわかんない実を乗り継ぐ部分を越えればいよいよ50%を突破し,一連の地獄から一旦解放される。
解放されるので,気がはやる。そして変にブーストが入り,天井に頭をぶつけ,落下する。そしてパイナップルの終盤部分を登り直すことになる。
パイナップルを登り直すということはメープルへ戻る可能性があるということであり,メープルへ戻る可能性があるということは,グレープに戻る可能性があるということである。
しかしここまで辿り着いた頃には,グレープに戻る程度ではもはや感情が揺れ動かない「鋼の心」が手に入っているはずだ。
5. ヤシの木 ~ モアイ
難易度: ★★★★★☆☆☆☆☆
「おめでとう!あなたはこのゲームをクリアした!」
メープルからの一連の地帯を経て,超が付く技術力と鋼の心を手に入れたポゴ・プレイヤーのみが拝むことを許される木。それが,このヤシの木である。ここまで辿り着いたプレイヤーはもうクリアが見えているといっても過言ではない。そのくらい,あなたは強くなったのだ。
もちろんこの歪でゴツゴツした壁を登っていくのは決して簡単ではないが,どれだけ落ちてもメープルまで戻されることのないこのヤシの木地帯を攻略している間,あなたの脳内ではスーパーマリオのスター状態の音楽が流れていることだろう。
ことその後のモアイ地帯を超えることに関しては,もはやヤシの木を登るよりも簡単だ。
な〜んだ このゲーム簡単じゃん!
…………モアイに登った後,一瞬だけ蜜の香りがするので気を付けて。
6. 赤キノコ地帯
難易度: ★★★★☆☆☆☆☆☆
「キノコ」と聞くとやや怪訝な顔になってしまうポゴ・プレイヤーもいるかもしれない。最初こそ赤いキノコの跳躍増幅量に驚くかもしれないが,このキノコで求められる操作はそこまで難しくないのでそんなに怖がらないでほしい。お願いだから拳を振り上げないで。
それよりもここで必要なのは,とにかく無理をしない自制心である。
画像の左側に1本,やや左側に倒れているキノコがあると思うが,このキノコを踏んだ拍子に思いっきり左に飛ぼうものなら,紫の果実のお出迎えと相成る。
ここまで来ると操作に小慣れてきたつもりになって「少々無茶な動きをしてもいいか!」なんて慢心してしまう訳だが,この赤キノコはそんな油断したポゴ・プレイヤーを容赦無く摘み取ってくる訳だ。
キノコの洞窟を抜けると 次の関門への入口が現れた! と思うのとほぼ同時にパイナップルの甘酸っぱい風味が口いっぱいに広がっていることに気付くだろう。この穴は何度も落ちることになり,とある理由により最初の落下時はまず復帰に失敗することになる。なぜ上手く復帰できないのかを考えることで,このゲームに対する高さ,速度,角度などの相互理解が更に深まっていく仕様になっている。ああ,面白いなあこのゲームは!
7. 壁ジャンプ洞窟 ~ 溶岩
難易度: ★★★★★★★★★☆
本格的な連続壁ジャンプが必要になるのはここが初めてになる。
セットアップにキノコを経由しなければいけない点なども含め,習熟にある程度の時間が必要になるのは間違いない。
壁ジャンプ地帯を超えた先に待っているのは,問題児である2連飛び石地帯である。
この訳分からんほど細い岩を2連続で経由する必要があり,よくメープルと並んで語られるほど難易度が高いとされている箇所である。
ここから落下すると最悪ヤシの木まで戻されるが,リカバリーの難易度がそこまで高くない上,リカバリーできなくてもモアイ辺りで踏ん張ることができることがほとんどである。慣れればそこまで時間をかけることなく戻ってくることができるだろう。
ここは普通に難所なので長時間停滞することになるが,上記理由によりメープルの時よりキツい精神的苦痛を味わうことにはならない。挫けそうな時はメープルを乗り越えたという自尊心を今一度思い出してほしい。あなたは強い。大丈夫。
8. アンビル ~ 花畑(崖前浮島まで)
難易度: ★★★★★★☆☆☆☆
この辺から様々なタイプの高難易度ブーストジャンプを連続で行う必要がある。「連続で」とは言ったが,ジャンプ1回ごとにしっかりとセットアップするスペースも時間も用意されているので,焦らず慎重にセットアップを行おう。ぶっちゃけ2連飛び石の方が猶予角度が狭く,難しい。
ちなみに詳しくこの記事で説明はしないが,アンビルは「難しい方法」と「簡単な方法」と称される,2種類の突破方法がある。が,個人的には正直どちらもさほど難易度は変わらないと思っているので,自分のやりやすい,安定する方法を模索してほしい。
9. 崖浮島への飛び込み ~ 崖
難易度: ★★★★★★★☆☆☆
「度胸の世界へようこそ。あなたに必要なものは勇気です。」
進行度的にクリアももう目前というところで,このゲームの作者は何を狂ったのかこの標高3,000m地点に断崖絶壁を用意してしまった。
もしここから左へ落下するとどうなるのか?なんてことを僅かでも思考した瞬間,心拍が爆発的に上がり,手からポゴ汁がシャワーのように吹き出す。
実は要求されている操作自体はマップ序盤の枯れ木地帯と大差がない。この地点の難易度の本質は緊張により正常な操作や判断ができなくなってしまう恐怖心そのものである。
人によってはもっと難易度の低いものに感じられるかもしれない。が,緊張に弱い自分は何度もここから落下し,その度に血涙を流した。
10. 氷雪地帯 ~ 縦穴
難易度: ★★★★☆☆☆☆☆☆
死に物狂いで崖を乗り越え氷雪地帯まで辿り着くと,とてつもなく滑る足場が出迎えてくれる。
最初こそその恐ろしい挙動に戸惑いを隠し切れないだろうが,しばらく苦戦している内に落下する部分が無いことに気付いたあなたは,さながら子供のようにアイススケートの疾走感を楽しんでいることだろう。
次に待ち受けているこの縦穴は,とある方法を知っているかどうかで天地のように難易度の差が生まれる地点。作者もこの方法を発見された時は度肝を抜かれたのではないだろうか。自分は既に方法を知ってしまっていたため,この難易度設定になっている。
なお,この方法にすっかり頼りきりだった自分はMAP2で悲鳴を上げることになる訳だが,その話はまた今度にしよう。
ちなみに,ここで落ちるとアンビルからやり直しになる。崖落下ほどの大打撃では無いように感じられるが,崖に再挑戦する必要があり,つまり崖を落下しグレープに戻されるという事である。
今更その程度がなんだという話かもしれないが。
11. 牙
難易度: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
図1. 健康的な歯茎
進行度としては90パーセント辺りに位置するが,実質の最終関門。ここを超えることができればウイニングランとなり,このゲームのクリアが確約される。
ビジュアルのインパクトも大きく,一見難しそうに見えるが,角度の猶予は意外と大きく,技術的な難易度はそんなに大したことが無い。落ちればアンビルからのやり直しになるが,それはもういい。
ここにおける真の敵は,あなた自身のはやる気持ちであり,遂にこのゲームをクリアすることができる,という渇望である。
しかし,例え渇望に飲まれ落下したところで,もうクリアを諦めるあなたでは無いだろう。
むしろあと一歩でクリアすることができたという事実に対する悔しさと興奮によって,まずひとしきり咆哮したあと,バーサクという状態異常になったあなたは気付けばこのゲームをクリアをすることになる。
12. ウイニングラン
難易度: ★★★★☆☆☆☆☆☆
最後の最後に待ち受けているのはこのバカ高い壁である。二種類の攻略法があるが,どちらにせよ技術的にはやや難しい地点になる。が,心底どうでもいい。
この世界に存在するあらゆるゲームより難しいとされるゲームを,あなたはクリアしたのだ。
途中で挫けなかった自分に対して「本当によくやりきった」と涙し,道中で出会い,共に歩み,励ましあったすべてのポゴ・プレイヤーに感謝をし,このゲームの事を愛しく感じている事だろう。
本当に本当に,おめでとう。
ーーああ,そうそう。このあと時間空いてる?
1時間以内にクリアすると何かが起こるらしいんだけど…。
MAP1に関する所感
改めて難易度曲線を正しく整理すると,このような形になる。
如何にこのゲームの難易度的ピークがおかしな所に設定されているかが見て取れるだろう。もちろんある程度の個人差はあると思うが,極端な地点に関する評価がブレる事はまず無いと考えていい。
そしてここからは一応,MAP1で解除可能な実績の難易度を評価していく。引き続きネタバレには要注意。
MAP1 各種実績解除難易度の評価
*既にMAP1をクリア済の精神力・技術力を持っている前提での評価値になるため注意。
1. Goldfinger
難易度: ★★★★★☆☆☆☆☆
ワードローブ(見た目)をある組み合わせに設定にすると,スティックで触れたオブジェクトが金ピカになる。
この実績はこの仕様を利用して,マップ上に存在する接触可能オブジェクト全てを金ピカにしなさいというものだ。
なかなか厄介なミッションに感じられるだろうが,地形などに関しては1片でも触れれば周辺一帯がまとめて金ピカになるため,順を追って丁寧にクリアを目指していけばほとんど取り逃がす事は無いだろう。
残すオブジェクトが最後の1つになると,画像のように方向を示す矢印が表示される。つまり取り逃しがあっても救済措置があるということだ。親切なゲームだなあ!!
そういえばこの矢印,どこ向いてるんだ…?
2. Super Jump ・ Max Level
難易度: ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
残念!あなたはこの実績を解除済みだ。
50mジャンプ・57レベル到達で解禁。特筆すべき点はない。
3. 1080°
難易度: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
名前の通り,ピッタリ3回転して着地する実績だ。
聞くところシビアに感じるかもしれないが,そうでもない。誤って大落下した時にこの実績の存在を思い出す事ができれば,通常プレイの最中にたまたま解禁できることもあるだろう。
意図的に解禁を狙うなら,画像の赤キノコ地帯をオススメする。筆者は3回ほどメープルへ落下した。
4. Goal!
難易度: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
マップのどこかにボールのように触れると跳ねるオブジェクトがあったと思うが,それをゴールにシュートする。ゴールとは,このMAP1の実質的なゴールだとあなたが感じた箇所だ。
まあゴニョゴニョしていれば取れるが,まずそこまで行くのが面倒くさい。解禁ついでにクリア回数を重ねてしまおう。
5. Euphony
難易度: ★★★★★★★☆☆☆
触れる箇所によって異なる音が鳴るとある木がどこかにあったと思うが,その木の幹を順番に触れていくだけの簡単なミッションだ。嘘。簡単ではない。
とにかく下から1段1段順番に触れていけばいいのだが。1段でも飛ばして乗ってしまった時点で最初からやり直しになるので,上手くいくまで根気よく挑むしかない。ちなみに上手くいっていれば,残り数段になったタイミングでポゴの右側に残カウントが表示される。
注意してほしいのは左側にあるもう一本の木で,下部は壁ジャンプに使って差し支えないが,一定の高さを超えると音が鳴るようになっている。つまり違う音が鳴ってしまうので,やり直しだ。
終盤は段の感覚が狭くなり,繊細な操作が求められるようになる。ほぼ真上に飛ぶことを意識して,次の段にスティックを挿し込むくらいがちょうどいい。
6. You're 10 Winner!
難易度: ★★★★★☆☆☆☆☆
MAP1を10回クリアする。
なんとも難易度の評価がしづらい実績だが,さまざまな実績の解除を目指すついでにクリア回数を重ねていけば自然とクリアできるだろう。
7. Bronze Medal
難易度: ★★★☆☆☆☆☆☆☆
MAP1を3時間以内にクリアする。
1度クリアできたその練度があれば,もう1回クリアすればまず取れるので難易度は高くない。
8. Silver Medal
難易度: ★★★★☆☆☆☆☆☆
MAP1を1時間以内にクリアする。
この1時間以内というのが特殊エンディング視聴条件のボーダーになっており,通常クリア後にまず目指す目標タイムである。
そこまで厳しい条件ではないため,Bronze Medalと同時に解禁する人も多いだろう。
9. Gold Medal
難易度: ★★★★★★☆☆☆☆
MAP1を15分以内にクリアする。
一気に時間設定が厳しくなる。が,多少ミスを重ねたところで達成できなくなるほどではない。細々とした部分の最適化よりも致命的なミスによる大落下を警戒すべきだ。
クリア経験を重ねていくことで,自然と達成できるようになるだろう。
MAP1実績に関する所感
これらの実績を取り尽くすことで,モチベーションの行き場は遂に失われる。やっとこのゲームを終えることができるんだな。よかったなあ。
とでも思っていたか,バカめ!!!
そう。どれもこれもMAP1を一度クリアしていればハチャメチャに難しい実績は無い。少し頑張れば手が届く範囲に,意図的に作者が飴をぶら下げているのだ。プレイヤーのモチベーションを保つ仕組みとしてはあまりに巧妙で,秀逸だ。
一通りの実績解除が完了しても,更なる試練があなたを待ち受けている。
地形が全く視認できなくなる気狂いモードInvisible。
そして,MAP1を遥かに凌駕する超超高難易度の
MAP2: The Monolith of Perseverance でお会いしましょう。
Happy Pogo Days.
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