見出し画像

【4泊5日の入院費用公開】 副鼻腔炎の手術・入院にかかった費用

先日、副鼻腔炎の手術のために4泊5日入院してきましたが、その時にかかった費用公開します。手術・入院を考えている人は参考になるかと思います。ちなみに手術・入院の詳細はこちらの記事になります

手術・入院費用

早速ですが、トータルの入院費用は、64,175円でした。めっちゃ安く済んだと思います。

内訳

耳鼻科  :57,600円 (入院・手術・診察・投薬含む)
食事   :3,680円 (計8回、1回460円定額負担)
歯科   :1,410円 (麻酔時の気管挿管の影響がないかの診察、3割負担)
保険適用外:1485円 (入院着レンタルなどです。個室だと1日1万円くらい加算。)

耳鼻科と食事については、領収書の一部載せておきます。

安さの理由

1. 限度額適用認定証の利用
仕組みは「限度額適用認定証」と調べてもらえれば分かりやすい解説が載っているかと思いますが、非常に簡単に言うと、健康保険組合が患者の給料に応じて一度に病院窓口でのMAX負担額を決めてくれて、残りは健康保険組合が負担してくれるというわけです。ちなみに私は月収26万に届かないペーペーなので、その負担額はなんと57,600円
対象者は、国民健康保険、協会けんぽ、企業等の組合健保に入られている方。認定証の発行方法は各健康保険組合に問い合わせて簡単な申請書書いて送るだけで半月もすれば発行されます。認定証は入院前に発行が望ましいですが、退院時に会計を保留してもらって後から認定証を発行し限度額を支払うこともできます。
ちなみに同じ入院中でも耳鼻科と歯科にかかった場合は違う病院としてカウントされるので、僕の場合は耳鼻科は限度額負担、歯科は別途3割自己負担になります。
給料ごとの限度額テーブルや詳しいことが知りたい方はこちらをぜひ。

2. 相部屋の利用
お金に余裕がある人や、他の人が病室にいると嫌という人はあまり参考になりませんが。病院や個室の種類にもよりますが、個室利用だと、だいたい1日11,000円〜加算のプランがありました。この個室選択による入院費用の加算分は保険適用外になるので、お金を抑えたい人にとっては、相部屋がいいのかも。僕の時は新型コロナの影響もあって面会禁止で、特に一人で部屋にいる理由もないなと思ったので相部屋即決でした。

すべて3割自己負担だったら?

ここからは自分の興味本位です。限度額認定証を発行しなかったら?はたまた個室を選んでしまっていたらどうなるか検証していきます。

3割自己負担だった場合
私の場合は、耳鼻科の医療費(1,171,120円)は限度額57,600円負担でしたので、3割負担だった場合の負担額を計算してみると351,336円(1,171,120円×30%)。なんと30万円近くも増えちゃいます。

個室を選択していた場合
単純に保険適用外の値段が加算されるわけですから、55,000円(11,000円×5日)増えちゃいます。

まとめ

こうやって医療費シミュレーションしていくと自分が35万も得した気分になって、ちょっとは報われます。自分は25歳ですが、このタイミングで手術に踏み切ってよかったとつくづく思います。人それぞれですが、体で気になるところがあれば若いうちに治療しておけば、回復も早いですし、加えて手術費用がネックになっている人を後押しする医療費制度もあるので、ぜひこの機会に治療に踏み込んでみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?