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産婦人科医の先生の「すみませんでした」

胚移植14日目でクリニックの血液妊娠判定をした。

陰性と分かっているわたしは病院終わったらお昼何食べようかな~と軽い気持ちで来院したのだが、診察室に入ると先生がわたしの血液判定の結果を深刻な表情で見つめながら何度も「すみませんでした。すみませんでした。」と謝ってくるではないか。わたしたち夫婦の因子であって先生が謝る問題ではないのに、本当に心から申し訳なく思ってくれてるのが伝わってきて…むしろ途中からは医療ミスでもされてたのかと?疑心暗鬼になってきたほどだ。

「9月に来たから10月には妊娠したかった…力になれずすみません」と、勝手にわたしの妊娠目標も立てられていたことがわかった。当の本人は採卵も3回くらいまで想定にいれてますが…。

ただやはりHCG値が2と、着床はしないと出ない妊娠ホルモンがでていたので子宮が受精卵に反応して妊娠を試みた事実がわかったのはよかった。

ただエコーで卵巣を確認したら今の時期に見えてはいけない卵胞が育っている気配があるとのことで、今月末の2回目の移植前に血液検査でホルモン値を確認しておきたいといわれた。なんだなんだ。卵胞が何しちゃってくれてるのかよく理解できなかったが移植前までにうまいこと正常に戻っといてください。

しかし子宮内膜は13㎜以上あったらしく(使われることはなかったふかふかベッド)、「こういう内膜は妊娠するんだけどな」とまた先生はぶつぶつと慰労してくれた。

診察室を出る際にもまた院長先生は小声で「すみませんでした」を私の背中に投げかけてきた。患者のわたしのほうが院長先生の期待に合わせてどうにかして陽性をたたき出さないといけないような圧迫を感じてきた笑。そういう…戦略なのか?

お会計
hcg血液検査・エストラーナテープ 
20,350円

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