MPをいますぐマックスにする方法!

「グッドバイブスなぶっちゃけ相談」というYouTube番組を倉園佳三さんとお届けしているのですが、間もなく100回を迎えます。

100回を記念してグッドバイブス流のマインドハックと言うべき方法論をお届けしているのですが、その前に「MPをいますぐマックスにする方法」が放映される回があります。第98回目か、99回目か。

これを私は倉園さんから聞くことになるとは想像もしなかったので、非常に面白い回だったと思います。もったいぶるようで恐縮ながらぜひYouTubeでご確認ください。

ヒントと言いますか、あの番組でも納得がいかないかたには、次の引用を紹介しておきたいと思います。

最初に述べた「幻肢」は、著者の重要な研究の一つである。そのなかで著者は、自分の実験上の結果について、そのなかには「あなたの身体そのものが幻であり、脳が全くの便宜上、一時的に構築したものだ」というもっと深いメッセージが込められている。

幻肢をご存じでしょうか? 事故で腕などをなくしてしまったにもかかわらず、ないはずの「指先が痛む」といった不思議な生理心理現象です。

この痛みは強いリアリティをもっていて、なんとかして治療して欲しいと訴える人もあったのです。それを研究した脳科学者がラマチャンドランです。

私たちは科学と唯物思想が優勢な時代に生きています。

だから、「私とは私の肉体のことだし、不安とは将来の肉体のケアに失敗しそうな出来事への懸念だし、したがって老後のためには2000万円は欲しい」とごく合理的に考えるわけです。

この合理主義と

「あなたの身体そのものが幻であり、脳が全くの便宜上、一時的に構築したものだ」

とは、ぜんぜん相容れません。しかし「私とは私の肉体のことだ」とは、だいたい人に習ったものであって、かなり教育のある人であっても自分の独創などではなく、たぶん「科学者が書いた教科書」の言いぶんを信頼しての思想でしょう。

一方の科学者によれば私とは私の肉体のことですが、他方の科学者(ラマチャンドランは高名な学者です)によれば「身体そのものが幻」ですから、ある科学的な見解にしたがうなら「私とは幻である」ということになります。

身体が幻であるならば、いうまでもないと思いますがMPは幻です。となると、それをマックスにするのはそう難しいことではなくなります。