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GMV981のノート

ポッドキャスト、グッドモーニングボイス(GMV)の第981回のノートです。

この回では

本の中で「カウンセリング」というものがどう描かれているかをお話ししています。

関連リンクなどや引用などは以下に置きます。


ひどくみじめな気持ちでした。自分が長い時間をかけて大失敗した能無しのように思えました。
でも、不本意な気持ちもありました。あまりに一方的すぎる。僕なりにこのカウンセリングに真剣に取り組んできたのも、この数年ミキさんが自分に起きた変化を喜んでいたのも事実だったからです。
だけど、その思いを言葉にできそうにはありませんでした。何を言えば伝わるのか、見当もつきませんでした。僕の心は、緊急停止してしまったかのようでした。  
彼女は怒鳴り、僕は言葉を失ったまま。そういう一方的な時間が終わりなく続くかのように思われました。  
そのとき、ふと気がつきました。  
これこそ、 彼女がされてきたことなのではないか。