投資、現状維持と成長
キャリアの大半で製造業の会社に勤めている。
設備投資にはざっくりと2種類あってひとつは現状設備の性能、生産量を維持するための投資。もうひとつは新製品、もしくは既存製品の生産増に伴う投資。
どちらも必要である。
当然投資活動を行わなければ、つまり現状維持さえしようとしなければ企業は衰退することになる。
これ人も然り。
しかし、人の場合は普段通りの生活をしている、つまり投資をしなくても、いままでと変わらないと勘違いしてしまうことが多いように思うが、実はどんどんと衰えていく。投資というのは例えば、運動したり、体に良いものを食べたり、勉強したりということである。これらをしなければ、維持どころか衰えていく。
となると普段通りではなく、やはり「維持」のための投資は必要であるが、退屈な場合が多い。運動で言えば、現状をキープするためのトレーニングはつらい。人はやはり己の成長を目指した投資をするべきなんだろう。そもそも自己投資を考えた瞬間、自己成長を意識する。
いずれにしても維持を目的とした投資よりも、己の成長を描いて投資していくほうが楽しいはずだし周囲にもよい作用をもたらすことになるはずだ。
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