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「人間不信」が口癖の私が新年早々振られた話。

もう年が明けてから20日以上も経っているの非常に恐ろしくありませんか。これが歳をとるということなのですか。老いるということなのですか。もう12分の1が終了するのですか。早すぎる。女ざかり28歳。生理痛に悶え苦しむ深夜3時。

思えば、私のあけましておめでとうは全然おめでたくなかった。31日まで愛し合っていたはずの恋人が1日を迎えたと同時に赤の他人になってしまったからだ。そんなことありますか。(振られた理由はまたいつか話しましょう)もう出だしから最悪なんだもの。始まった気が全然しない。何も手につかず過ごしたお正月。ただただ食べて寝て。3日からの仕事始めは適当に理由をつけて休みました。だって私の心はずっと雨が降って晴れる気配がないんだもの。もともとKing Gnu好きが講じて付き合った間柄なのでKing Gnuを聴けるようになるまで2週間くらいはかかりました。大好きな人達の大好きな音楽が流れる度苦しくなるってそんなことあって許されるのか。何事だ。どういう苦行だ。それだけ自分の人生に深く入り込む音楽のすごいことすごいこと。アルバム発売までにはなんとか聴けるようになろうと思って発売前くらいから聴き込みまくってやりました。傷口に塩を塗り込むスタイルですね。荒療治ってやつですよ。聴けるようにはなりましたよ、たしかに。だけど聴く度に心のどこかに引っかかっては切なくなるスイッチが押される。私のめんどくさいとこ全部出てくるまぁ厄介。趣味が講じて付き合うのもいいけどこういう時にかなり困るので善し悪しだなぁと痛感。やっぱりことある事に思い出すんですよ。一緒に曲かけながら花火したことカラオケに行ったこと井口さん出演の映画を観に行ったこと。まぁ思い出す。嫌いになって別れた訳では無いのでいい思い出ではあるのだけどもう会わないと約束した以上、思い出すという作業はかなり苦行ですよ。失ってから気づくなんちゃら的なね。ていうか私はどれだけ苦行を積めばいいの?どこ目指してるの?何になりたいの?Why?今まさにそんな感じ。思えば、私の人生はずっと迷走していた。18歳で声優を目指して専門に通うも20歳で病気で母親が亡くなり24歳で父が脳梗塞で倒れ夢を諦める。そこから父の人格が変わってしまって喧嘩が耐えず人間不信になり家にいられなくなって25歳で漫喫暮らし26歳で友達の家に転がり込む形で上京そしてなう。安定した職につかず何となく諦めた夢を追いかけようと悪足掻いてる今。空っぽの今。掻い摘んで言えばもっともっと色んなことがあったんですけどね。凡人のはずなのに人生は専らハードモードで映画になりそうなくらい波乱な道を歩いてきた。でも私自身は何者でもないからそれが大きくなることも無く私一人が抱え込みながら生きてる。小さくもがき小さく苦しみながら生きている。こんなことなら消えてしまいたいと思ったことも何度もあるけど、私の周りにはこんな私でも生かそうとしてくれる人が沢山いてそのおかげで寿命を一日ずつ伸ばしている。人間不信が口癖の私。だけど、本当は誰よりも人が好きで、誰かから愛されたいと願ってる。その願いは今年こそ叶えばいいですけどね。今日も死にたいと心の奥底で思いながらそれをかき消すような出来事を生み出して今日も生きる。

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