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10年先も胸で輝かせて【2022.5.31】

・リーダーの卒業ライブに行ってきた。

・良かったです……。

・私のリーダーへの想いは複雑なもので、なんとか例えるなら「好きな人とやけに距離が近い幼馴染にムカつく」みたいな感じ。私は推しくんに対してかなりモンペ的気質であり、リーダーはそんな私の神経を逆撫でするかのように推しくんをいじっていた。
リーダーが「(推しくん)は喋らんでなあ!?」と笑いながら言うたび心のドスをペロペロし、「(推しくんは)リズム感が死んでるからwww」と言えばあんたも歌そんな上手くねーだろ!と喉元までのぼってきた言葉を止める日々を送っていた。それでもやっぱりリーダーはリーダーなので、感謝の気持ちはもちろんあったし、この人がやめるってこの先このグループ大丈夫か?と思うほどの信頼もある。

・自分でも言っていて悲しいけど、グループのメンバーが円満卒業するのはなんとこれが初めてのことだった。私がオタクになった最初は11人(厳密には13人だけど)だったのが7人になった、つまり4人は「脱退」である。5人目にして、初めての卒業ライブだ。

・セットリストもグループの歴史を振り返るものになっていて、メジャーデビューシングルからのスタート。当時のことを沢山思い出して、早くも泣きそうだった。普段のライブでは推しくんしか見てないけど、今日は流石に意識してリーダーや他のメンバーも観るようにした。一人一人全力で、がむしゃらで、グループのコンセプトを200%で体現しているようなパフォーマンスだった。

・この曲で号泣オタク。あざとく泣かせに来ている曲なのでそこまで好きじゃなかったんだけど、卒業となると話は別です……止まらない、それが合言葉……

・からのこれて。おい。やったな。

やりきることで 見えたセカイは
誰にも 傷つけられない
誇れるように 育てていくだけ
いつまでも夢(キミ)といたいよ
dear my dream!

キエーーーーーーッ(猿叫)。


・アンコールの最後はもちろんこの曲だった。いや、もちろんだったのは数年前までか……(ここ数年は最後の曲変えてきてた)。客席に降りてきてハイタッチ、サビは振りコピ(これ両隣のオタク踊ってなくてびっくりした。オタクが、入れ替わっている……そして私は、他界できないでいる……)、いまつ〜よくねがう〜\超絶イケメン!○○〜/のコール……コロナ禍になって失われたものが多すぎる。声出しOKだったら今日だけはリーダーの名前を叫んでいたのにな。超絶イケメンだったので。

・リーダーが最後まで楽しそうでキラキラしていて、心から良かった。悔いなく卒業できるって、卒業ライブがあるって本当にすごいことだ。残りの6人一人一人と絡む演出で推しくんの頭をわしゃわしゃと撫でていたのでテメッ!と一瞬思ったが、すぐにエモすぎる……という気持ちに変わっていた。推しくんも寂しいけど嬉しそうな、なんとも言えない顔をしていた。推しくんにとってリーダーは兄のような、歳上の親友のような……当たり前だが唯一無二の存在だ。その人が居なくなって辛くないわけがない。でもその顔は、覚悟が決まった人の顔でもあった。好きだ、と思った。

(あと昔を振り返る内容のMCで、今もいつかヒーローになりたい!変身したい!って思ってる、と言っててアーーーンとなった。2月の日記参照。例の件があったから東映特撮は絶望的かもだけど、まだ諦めたくないよね)

・特典会。上手く言葉にできる自信がなかったため、ライブが良かったことを伝えた後すぐネタに走ろうと考えた。何度かやっているネタで、

こうやって手でゲージを作って「ここ0ここ100で、(グループ名)ってどれくらい最高ですか?」と聞くやつだ。それをやって退散しようとしていた。そして私の順番が来る。

私「今日のライブも最高でした、ありがとうございました」(手をゲージの形にしようとする)
推しくん「ありがとう……6人の(グループ名)も応援してくれt……ん?」(私の手の形の真似をしてくれる。推しくんは動きに釣られる癖がある。かわいい)
私「アッアッアッ……スミマセ……アー……ここ0!ここ100!(グループ名)ってどれくらい最高ですか!?」
推しくん「んふふ、ここかな」(100よりだいぶ上)
私「サイコーーーーーーーッ!!!!!」

終わり

これがオタク8年目の接触ってマジ?……というのは置いておいて、ありがとうのやり取りの後に何か言ってくるパターンはかなり貴重なので(見た目がつまらないオタクのため)惜しいことをした。テンプレなのかもしれないけど、6人になっても応援してくれ(たら嬉しい、だと思う)って言ってくれて嬉しかった。それだけで応援する理由になってしまうから。どうやらまだまだ他界できそうにない。

・ここからネガティブな感想だが、今回のライブで次のでかいイベントなり目標なり新シングルなりが発表されると思っていたのに、全くなかったのでそこは少し肩透かしをくらった。明確な夢や目標が欲しい。こんな世の中だからこそ、明確な夢がある人の応援をして、それが叶う瞬間にこんな世の中も捨てたもんじゃないじゃんと思いたい。

いや、カッコよく言いすぎた。次の現場くれ。具体的には夏の遠征現場が欲しい。

・現在進行形で脇汗が止まりません どうしよう………………………

追記 ツイートが引っかかるのは分かったから消したけど楽曲埋め込みも検索に引っかかるんかい!!!!!!!!!そのうち直します

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