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終わってしまうものについて考える【2022.8.23】

・前回の日記の書き忘れというか、同時に書くのは違うかなと思ったことの書き散らしです。コンテンツを側から眺めていた人が書くだけの話なので、熱心に追っていた人を傷つけてしまう表現があるかもしれません。ごめんなさい。

・サンリオが展開していた次世代お笑いエンタメ企画『Warahibi!』のコンテンツ公開終了がこの間発表された。8月をもって、公開されていたコンテンツ・公式サイト、Twitterアカウント、YouTubeの動画などが全て消えてしまう。

↑公式サイト全てがかわいい ほんとうに…

・私がわらひびを知ったのは……いつだっけ?人とのLINEの履歴見たら2019年9月だった。その後、AGF2019のネタ披露を生配信で拝見して、そして石井奇跡くんが好みのキャラ造形すぎてギエーとなったのでゆるゆる追うことにした。

↑当時の駄弁り。ここで話している通り、わらひびは実在性を押し出したtwitter運営・YouTubeでのネタ動画公開のいわゆる「在宅でも楽しめる」面も多かったが、メインは生でのネタ披露、つまり「現場で回していく」コンテンツであろうことが推察された。しかし全人類がご存知の通り、このあと世の中はコロナ禍に突入してしまい、わらひびも予定していた単独イベントを中止せざるを得なくなってしまう。

・その後、2020年4月〜5月に公式サイトにキャラの詳細な設定やコンビの結成秘話、そして未来日記と称したものすごく長くて濃い、メインストーリーと言っても過言ではないお話の公開がされ、その後6月にtwitterの更新が停止。私はこの時「なんか更新止まっちゃったな、キャラのツイートもされてないし」と思ったっきりで、それ以降の2年間はたまに思い出してはチェックして更新がないのを確認する程度になってしまっていた。

・この2年間のファンの気持ちを考えると、本当に居た堪れない。最初のツイートにもあるように公式サイトは今年の7月に一旦何の声明もなく公開停止していたようだし、それに気づいたファンの方々がサンリオにお問い合わせをした結果の最初のツイートがされ、サイトは一時的に復活した。

・繰り返し書くが、2年間もコンテンツが放置されるというのはかなりの異常事態だ。サンリオが運営するなら安心できると私もわらひびを知った時感じていたし、同じことを思った人も多いのではないか。その信頼があったからこそ、この件はひどくショッキングに、私の心に響いた。

・ファンの方々が声を上げてくださったからこそ私は彼らの物語を改めてきちんと読むことが出来た。それに関しては本当に、わらひびを愛している方々に頭が上がらない。ありがとうございます。未来日記を読んでいて、このキャラを生み出した人は本当にキャラたちのことをめちゃくちゃ考えて、その人生について全力で出力して下さっていたんだんだろうな、本当に好きなんだろうな……と思った。好きだからこそ、生んだキャラクターの(一応の)結末までファンに伝えようとしてくれたのだろう。そういう人が関わっていたコンテンツの最後がこれなの、マジで悲しすぎる。

・キャラを世に出した責任、ファンを作った責任というものについて考える。コンテンツを好きになってくれた人がいた場合、その人たちに対しては誠実であらねばならないと、私は綺麗事を信じて生きていきたいオタクなので思ってしまう。企業の中で何があったかはファンには分からない、察してください♪と言われても困る。逆に、表面に露出している物しかファンには(基本的には)見えないのだから、どんなにその内側がドロドロしていたとしても表面だけはしっかりとしていてくれよ、それくらいできるだろと思うのは贅沢だろうか。

・ま〜〜〜じで居た堪れないです。残りの一週間(もないじゃん!)、TwitterやYouTubeを遡る時間をきちんと取りたいと思います。

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