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僕ら独りでも孤独じゃない【2024.2.24】

・推しくんがいる最後の派生ユニットライブ、昼夜どちらも行って参りました。

・説明が難しいんだけど、推しくんの属するグループ内にはふたつの派生ユニットがあって、昔は大所帯ゆえユニットに分かれての活動が多かった。人気メンバーで固めた(まあ結果としてそうなった、が正しいけど)オラオラヤンキー系のユニットと、爽やかで可愛い正統派アイドル!なユニット。推しくんはずっと後者で活動していた。人気を比べられたり待遇に明らかに差があったり……辛酸を舐めまくってきたが、その分パフォーマンスのクオリティが高く、メンバー間の結束がしっかりしている(のをよくファンに見せる)のが強みだ。このユニットにいる推しが好き!!というオタクは多い。私もその一人だった。

・昼公演は整番がめちゃくちゃ良くて、推しくんのゼロズレ3列目くらいを確保できた。一番好きな曲のサビ、「君と僕で世界変えて行こう」という歌詞のところでちょっと目線をもらえて超嬉しかった。

・推しくんの目線は「あ、これは事故だね。ごめんね。」という偶然のものと、「これはレスです!!」という意図してやってくれているものの違いが分かりやすい。今回は後者だったと思う。嬉しい。

・セトリもめちゃくちゃ良くて、いやユニットメンバーの一人が全部考えてるから良いのは当たり前なんだけど……もう二度と四人揃った状態では聴けないのだ(ろう)と思うと、どんな曲でも泣けてしまってしんどかった。先述の通り、ユニット曲は爽やかさだったり可愛さを押したものも多い。推しくんが普段絶対しない表情をしてくれるのもこのユニットの良さだ。かと思えば、色気を全面に押し出して来たりもする。数分間の歌の世界をしっかり表情と所作で演じるように表現する、推しくんのそういうところが好きだ。それが見れなくなることは、まだ受け入れきれない。

・ただ、しんどい中でアンコール、一番の人気曲で推しくんが「教祖ムーブ」をした瞬間から空気が変わった。

・何回か書いてるけど推しくんは「世界の救世主」を肩書きにしていた時期があり、それに悪ノリして他のメンバーも推しくんをカリスマと崇める、みたいな流れがあった。推しくんがお決まりのハンドサイン(🖖←これ。バルカンサイン)を高く掲げると、その場の全員が悲鳴をあげ、推しくんをただただ拝み崇める。泣いてるのにそんな熱狂を作り出すことに加担させられて、面白すぎて涙を流しながら声を出して笑っていた。最後の方とかもう誰も歌ってなかったし。本当の宗教ってこうやって生まれるのかもしれない。

↑これの2枚目。これは夜公演だけどこういうノリ。このよく分からんノリが本当に心地よくて、やっぱこのユニットの空気感が好きだ……と思った。推しくん、グループは辞めてもユニットは辞めないっていうのは、どうカナ?!

絶対うまい

・昼公演が終わり、夜公演までの時間はファミレスでファンレターを書いて過ごした。あと、ちいかわらんどに並んでポロショコラを買った。もうここまでで3時間近く立ちっぱなしだったのに、合間の時間も並んだのアホすぎると思う。

・そしてなんと、夜公演はTwitter上でたまにお話ししていた同担さんと整番が近いことが分かり、連番することになった。もう相互フォロワーとしての関係は6年ほどになるが、これが初対面だった。嬉しすぎたな……。ずっと推しくん辞めないでー!と言い合っていた。

・そして夜公演。もう、凄かった……。

・前半はめちゃくちゃ楽しかったのだけど、後半畳み掛けるかのように「卒業する推しくんへのエール」みたいな歌詞の曲が続いた。

共に笑うその日まで
この夢は終われない
この道は終わらない

道-BOYS AND MEN(誠)

僕ら独り(ひとり)でも孤独(ひとり)じゃない
夢は続いてる
涙零しながら笑いながらまた進むんだ
そこから最前列へ

最前列へ-BOYS AND MEN(誠)

全部が推しくんの背中を押すように聴こえてしまって、もうずっと泣いていた……のだけど、ヤバいのはここからである。

・アンコールで、最後だからと挨拶を促された推しくん。「グループの曲も好きなんだけど、ユニットの曲は今の心に響くっていうか……」と、言葉に詰まり、泣き出してしまったのだ。

・推しくんは本当に寡黙で、よっぽどの節目じゃないと泣いたりしない。約10年推していても泣いたのを知ってるイベントは片手で足りる。泣くつもりじゃなかった、と鼻を赤くしながら涙声で笑う推しくん。他のメンバーもこれは予想できていなかったらしく、卒業コンサートまで泣かないようにしているのか必死で貰い泣きを堪えていた。特に私の好きな二推しくんは、「12年ユニットやって来たけどこれが最大の(ツンデレの)デレやわ!」と強がって笑っていて、またそれでオタクは泣く。

・グループとしての卒業は来月だからとなんとか泣き止んで、本当の最後の曲は一番コールが激しい曲だった。アルティメット推しくんver.として、名前を呼ぶコールは全部推しくんの名前に置き換えることになった。世界で一番美しい名前(これはマジでそう思っている)をめちゃくちゃ叫びまくったが、推しくんは常に自分がセンターにいていい状況に対応できてなくて、ついつい隅に行ったり振り付け通りしゃがんでしまって本当にかわいかった。好きだ。そして最後はまた教祖ムーブで締める。本当に訳わかんねー現場。大好きだよ。

↑二推しくん。推しくんと唯一の同級生。言葉選びが美しすぎる。いつも推しくんのお世話をしてくれてありがとう。

↑推しくんと一番「男友達」な距離感で接しているところが好き。教団幹部をしてくれてありがとう。

↑最高のセトリを組んでくれるし、推しくんの歌とダンスを見てくれてありがとう。私もみんなと同じ時間を生きられて良かったよー涙

↑世界で一番美しい名前の人(本名です)。

・特典会。変なことを口走りそうだったので、いつものやつをやる。

ゲージを作って、ユニットのことどれくらい好きですかー?と聞くやつだ。以前これをやって、100の上に新しいゲージを作られて萌えすぎてその場から逃げ出したことがある。

私「やっぱ(ユニット名)のことが好きです!推しくんも好きですか?」
推しくん「ねー、好きだね」
私「どれくらい!?ここ0でここ100!!」
推しくん「こうかな」
私の両手の周りを、推しくんの両手がぐるぐると円を描いて囲むようにする。全部ってコト!?それって……それって……
私「え!?……愛じゃん!」
推しくん「うん。愛」

・ここからの記憶なし。

・推しくんがユニットのことを愛していて、大切にしてくれていることがあの涙と会話から分かって本当に良かった。これで最後だなんてマジで信じたくないし、これを書いている今も泣きそうになるけど、愛に溢れた時間をありがとうとしかもう言えない。

・今ですら廃人状態なのに卒コンどうなっちゃうんだろ。怖いよ。

・あと結局今日は5時間以上立ってたな。しんどっ。今湿布計6枚貼っております。

スクリーンにユニット名入ってるのエモで嬉しい

・顔が好きすぎる。

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