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自然のこと73 | 啓蟄。霊峰火山と修験。

Nature Good Modeとは
ある地球の定点から、その瞬間の刻々と移りゆく自然の風景を、 額縁のように切り取った時空間映像。めぐる時とともに第三惑星地球の時空間を美しい映像で綴っていきたいと思います。 二十四節気に身を寄せ、季節の移り変わりを感じ入りながら地球の目覚めを撮影しています。

木曽駒高原の木曽駒ヶ岳への登山口(福島Aコース)にある絶景を眺望できるキビオ峠の展望台から、御嶽山と乗鞍山ふたつの火山を眺めることができます。木曽古道は源義仲も通っていたと言われるほど古くからある山道で、1000年以上前に開かれたと言います。

御嶽山は、富士山や白山と並び日本有数の霊峰として知られています。その高さは富士山に次ぎ高さ3,067mを誇る独立峰です。
王滝口頂上・剣ヶ峰に鎮座する御嶽神社は、今から約1,300年前、信濃の国司高根道基が開いたとされ、天地力を分け与え、五穀豊穣、子宝・縁結びを祈願し、長寿を護り、病難を癒すとされています。

北アルプスの最南端に位置する乗鞍岳は、日本の火山としては富士山、御嶽山に次ぐ3,026 mの高さとなります。最後に噴火したのは2,000年前と言われます。標高1,800m地点まで自動車で、そこから山頂付近 2,702m、日本最高所の路線バス停までバスやタクシーで訪れることができます。乗鞍岳には龍神様が住んでおり、その頭は乗鞍岳山頂の権現池に、胴体は乗鞍高原から松本平に、心臓は乗鞍高原内の「御池」の真ん中に、尻尾は諏訪湖まで繋がっておられるという伝説が残っています。

啓蟄、雪解けが始まる山々を訪れ、3000m級の火山を眺める。まるで人間が一番深い眠りに落ちる直前の静けさがそこにあった。風はひときわ静まり返り、鳥のさえずり以外にはなにひとつ音もしない世界。空はぶ厚い雲に覆われ、日の出の時刻とともにゆるやかに変化しながらゆっくりと明るくなっていく。静寂の中で、自分の呼吸や身体の動きに耳を傾けながら、深遠な時の流れを感じる。宇宙同期。

▷情報提供
Nature Good Mode

▷Location ​Data:
緯度経度: 35° 49’ 52” N / 137° 45’ 22 "E
カメラ角度: 300° NW / 標高: 1220m / 気温: -6℃ / 湿度: 59%
時空間: 2024.03.05.6:05〜8:00 AM

▷Access:

▽Production Cooperation
HELIO COMPASS 地球暦®

▽Snap:

Kenji "Noiz" Nakamura ©️
Kenji "Noiz" Nakamura ©️

Kenji "Noiz" Nakamura ©️
Kenji "Noiz" Nakamura ©️


本節も、最後までご覧いただきありがとうございます。
All for the next Dimension.



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© Nature Good Mode / HELIO COMPASS 地球暦®


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