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100戦で勝率77%!ノイズ式トークンドルイド【ハースストーン スタンダード】

はじめに

今回、100戦77勝23敗の勝率77%という狂った勝率を叩き出したデッキを組んだので紹介させてほしい。
ブロンズ10~ダイヤ10までで勝率77%は流石にヤバイ。

これから紹介する現行リストが32-9 勝率78%

構築思想

通常のトークンドルイドと同様、「盤面にミニオンを残す」⇒「バフ呪文でバーストを出す」というシンプルなもの。
トークンドルイドにおける「ミニオンを盤面に残す」という動きに対するアプローチは様々な形が考えられてきた。
今回のリストでは「序盤から盤面の主導権を握り続けるor1ターンでは返せないビッグターンを作る」ことでミニオンを盤面に残すことを狙い、十分な枚数を残せたらバフ呪文2枚でのバーストを狙う

デッキリスト

トークンドルイド教信者のノイズ@トークンドルイド狂信者

デッキコード

AAECAbSKAwKuwASqngYOh58EqM4Est0E1t4EteMEsZgFt5gF+d8F/d8FsPoF2f8FmIAGq54G1J4GAAA=

現行のリスト。
・序盤は場持ちの良いミニオン+軽量バフや除去で盤面を奪う
・中盤は中級ミニオンで盤面に圧力を掛けながら、終盤へのセットアップを行う
・終盤は盤面に残った自軍にバフを付与してバーストダメージを出す
という流れを意識して組んだ。
プレイ中は9ターン目までにリーサルを出すことを目指す。
シナジーもあるリストなのでもっと早くリーサルが出ることもある。
実際、平均ゲームエンドターンは7.1ターン。

ちなみにこのデッキ、エピック2枚にレア7枚、コモン14枚で残りは作成不能カードなので組むのに2140魔素しかかからない

なお、以下に採用カード個別解説を行うが、このプレイヤーはトークンドルイドが好きなだけのバトグラプレイヤーなので現行スタンダードのAoEプールについて知らないことだけ注意すること。

個別解説

海獣化(0マナ)

実質0マナ1ドロー

基本的には中盤の動けないターンで動きを探す、終盤でバーストを探すことを目的とした0マナ1ドロー。
2枚ハンドに来た瞬間、2枚目がかなり腐りやすいためピン挿し。
基本的に終盤で使うほど紛れがなく使いやすい(特にこのリストでは1マナを多く採用しているため序盤の動きがないことは稀である)ため、マリガンでは絶対に返す

偽草の証拠(1マナ)

実質マイナス1マナの発見呪文

基本的には動きがぎこちないターンに打ってマナを埋めながら、強い動きを探したり、終盤でデッキ外からバーストを探したりする発見呪文。
同一ターンに打てれば実質1マナ浮くのでビッグターンを作ることにも向いている。
基本的に終盤で使うほど紛れがなく使いやすい
性質が前述の「海獣化」に似ているため、ミーラックより先に紹介した。
海獣化と同様にマリガンでは基本返す。

ミーラック、手練れゾンビ(1マナ)

果てしない大群で2体蘇ってくる
果てしない大群で3体ゾンビってくる

1手で返せない1マナ枠として採用。
これにより序盤の盤面争いで優位に立ちやすく、後述の「野生の紋章」との相性もいい。
全てマストキープ。

森林の苗木(1マナ)

開花すると2/2のトレントを2体召喚

横展開できる1マナ枠として採用。
後述する「果てしない大群」や「栽培」を考えると「森林の苗木」は強化後の状態で使いたいが、それよりも展開を優先。

※「生きている根」について
ちょっと前まで入っていた。悪いカードではないが、序盤は内側に展開している方が強いという学びを得て抜けていった。
除去としても機能するので「森林の苗木」と選択、もしくは両採用も検討できるかもしれない。

この枠はかなり改良の余地がありそう。

月食、自然死(2マナ)

実質0マナの3点除去
2点除去+トレント展開

軽量除去+αとしての採用。
月食はビッグターン作成、自然死は展開も兼任。
最初は月食が入っていなかったが、序盤の除去は盤面優位形成及び維持に繋がるため大事だという学びを得て入ってきた。
最初はトークンドルイドの定型文として「野生の力」が採用されていたが、あまりにも機能しなかったため抜けた。

野生の紋章(2マナ)

まさかトークンドルイドに入ってくるとは

序盤の軽量バフ及び挑発による相手からの有利トレード阻止を期待して採用。
前述の場持ちの良い1マナ群と相性が抜群で、序盤の盤面の主導権を握りたいトークンドルイドとして理に適っている。
まさか単体バフが横並びデッキに入ってくるとは。

エルーンに選ばれし者キリ(3マナ)

完全に五条悟

動きが少なくなりがちの3マナでミニオン展開しながらリソース補充ができるレジェンドミニオン。
雄叫びで持ってくる「月食」及び「日食」(次に使う呪文は2回発動する)はかなり優秀で融通が効く性能をしている。
0マナになった「栽培」を「日食」で2回使えるとバースト範囲が広がる。

罪株の画(3マナ)

たまに5/5が2体召喚できる

動きが少なくなりがちな3マナでトレント2体の展開ができたり、序盤の展開タイミングを逃しても中盤で使い道があったり、それなりに優秀な展開呪文。
特に「栽培」をバーストとして採用しているこのリストでは、序盤にトレントを召喚することにはかなり意味がある。

自然の伝令(3マナ)

序盤中盤で隙が無い

動きが少なくなりがちな3マナで、条件こそあるものの、ミニオンを展開しながら盤面をバフできるミニオン。
初期から入っているミニオンではあるが、リストの洗練によりちょっと噛み合いが少なくなってきている。
例えば同マナ帯のミニオン「自然保護ニンフ」(トレントを5/5の古代樹に変身させる)との差し替えも検討すべきか。

とはいえ、序盤の盤面争いでしっかり役に立つので悪いミニオンではない。

イーオナーの使徒(4マナ)

この効果でそのスタッツはヤバイ

雄叫びで「次に使う選択カードの効果は両方を組み合わせたものとなる」という効果のミニオン。
本体のサイズも及第点で、その上で効果が強い。

似た効果を持つカードで1マナの「自然の抱擁」があるが、そちらは①鍛造後(なので実質3マナ)に②デッキから引かないといけない。
このリストでは序盤に鍛造のためにマナを空打ちしている場合ではないし、後述の「サマー・フラワーチャイルド」で先に「ドラムサークル」を引き切ってしまう可能性があり、「自然の抱擁」では噛み合いが悪い。

2枚連続で使用するのが弱い(2枚目がバニラになる)ため最初はピン挿ししていたが、両選択状態の「ドラムサークル」があまりにも最強だったため2枚挿し。

サマー・フラワーチャイルド(5マナ)

やってること一番おかしい

雄叫びで「コスト6以上のカードを2枚引く」上にフィナーレ効果で「引いたカードのコストが1下がる」というミニオン。
本体のサイズも及第点で、手札が枯渇しがちなトークンドルイドで貴重なリソース補充だというだけでえらいのに、サーチするカードがことごとくトークンドルイドのコアパーツである。
このリストでは9ターン目までのリーサルを狙うが、その再現性を高く保つためには必要不可欠なカード。

果てしない大群(6マナ)

ゲーム展開ごとに復活するミニオンが違う

事前準備は必要だが、1枚で横に大量展開できるカード。
序盤の展開ミニオンによっては「手練れゾンビ」や「ミーラック」が中身を含めて展開されてAoE耐性がつくこともあるし、トレントが展開されて同一ターンに後述する「栽培」を打てることもある。

ドラムサークル(7マナ)

令和の「旧神のささやかな灯」

令和の「旧神のささやかな灯」。
トレントを横に展開するか、バフするかを選べる選択カード。
前述の「イーオナーの使徒」をあらかじめ使用しておけば、両選択状態となり、展開しながらバフを打てる。
両選択状態では2マナのトレント5体が4/6挑発として立ちはだかる。
トレントを展開できることも強く、前述の「果てしない大群」や後述の「栽培」に繋がる。

栽培(8マナ)

令和の「獰猛な咆哮」

令和の「獰猛な咆哮」。
展開したトレントの数だけコストが下がるバフ呪文。
大体0マナで打てる。
展開ターンに疑似除去耐性として使用しても良いし、ドラムサークルのバフと同時に使ってバーストを出しても良い。

終わりに

レジェンド到達しました。

前回のレジェンド到達はリスいるときのアグロドルイドだったかな

117-41の勝率74%。
パラディンに3-3の五分、残り全ヒーローに勝ち越しました。

メイジとデスナイトとハンターを主に狩った

お前もトークンドルイド狂信者にならないか?


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