ポケモンカード「シティリーグ2025 シーズン1」 ドラパルト・テラパゴスデッキ分析レポート
はじめに
noirと申します。
近畿圏を中心にポケカを趣味にしている社会人です。
9月頭からシティリーグS1が開始し、それらの分析や環境読みなどを行なったものが、友人などから好評であったため、noteを制作してみようと試みました。
毎週月火あたりに分析レポートを随時更新していきます。
簡易的ではございますが、シティリーグに臨む際の助力になれれば幸いです。普通だったら戦果とか書くんでしょうけど、いちいちめんどくさいので、割愛します
今回の記事はRegional(海外大型大会)で活躍を見せたテラパゴス、ボムドラパルトデッキが日本のシティリーグにどれほどの影響を与えているかを簡単にまとめます。
まとめた内容は9/30~10/03までの短いデータになりますので、データとして微妙かもしれませんがRegional直後の平日での動きはこんな感じかとみていただければ幸いです。
分析方法について
本分析レポートは以下のルールを持ち分析を行っております。
ポケモンカード公式のシティリーグの結果かから、自身の価値基準にてデッキタイプを分けて、分析を行う。
各都道府県で結果は分けずに全国一括とする。
入賞率によって特質的な点を簡単に記述を行う。
対象のシティリーグの期間は筆者の都合上Regional直後の9/30(月)~10/03(木)までの8会場のデータとする。
以上を分析方法として本noteを制作しております。
テラパゴスデッキ
テラパゴスデッキの入賞数は8会場128件のデータの中で入賞数は1件となっております。
入賞されましたデッキは海外でご活躍されたデッキと少し形が違っており、レントラー(みなぎるせんこう)の採用があることやジェットエネルギーが不採用であるという程度で、Regionalで活躍のあったデッキと根幹は同種の形のデッキとなっておりました。
テラパゴスデッキの形
テラパゴスデッキの形状ですが、テンプレートが固まり切っていないデッキタイプであり、まだ研究段階であると認識しています。
海外で結果を出した形から日本で流行る際に日本人好みの構築に置き換えられ、流行ることも多々あるため入賞率があがってくるならばもう少し時間がかかるのではないかと考察しています。
上記を踏まえたうえで筆者がテラパゴスデッキの形を組んでみたのと、筆者が見かけた構築を提案します。
無難な形であり、使い勝手のいい形にまとめたデッキになります。
構築を組み、一人回しツールを用いて使用してみましたが、安定性は非常に高く、事故率が極端に低いです。また、上振れ要素(先行2ターン目にプライム+ユニオンビートで220点)も起こしやすくなっております。
好みにもよりますが、バッフロン(カーリーウォール)の採用はありだと思います。
テラパゴスの耐久値が290まで伸びるので下記のように耐えれます。
⚪︎レジドラゴからのロストインパクト
⚪︎サイド3枚とっている状況でのリザードンのバーニングダーク
⚪︎かがやくリザードンのかえんばく+まけんきハチマキ
⚪︎タケルライコのきょくらいごうのエネ要求を4枚から5枚要求
などなど耐久値が上がることによってできる立ち回りを大きくなります。
バッフロン採用の場合はヨマワル-1、ふしぎなアメ-1などを行い、サイド落ちケアをしたいならヒスイのヘビーボール採用などありかもしれません。
オーソドックスな形からは大きくかけ離れた構築となっており、こちらのリストは海外プレイヤーの方考案の構築となっております。
リストから見受けられる特徴は以下と考察できます。
ピジョットによる潤滑の要素をヨルノズクに一任しており、テツノブジンと入れ替えの多数投入によって、ダメージを細かくばらまけることができるため、ヨノワールが抜け、ヨマワルラインが1しかない。
テツノブジンを最大限使用するため、ジェットエネルギーも豊富に採用されていることから、エーススペックの採用をきらめく結晶になっておりジェットエネルギー+結晶でテラパゴスが動き最大240点出せる。
上記同様にテツノブジンの活用からデヴォリューションの採用も見られ、細かくダメカンをばらまき、退化のゲームプランも行える。
ポケモンの道具の採用数が多く、重要性が高いことから、ヤレユータンVの採用がされている。
日本で流行する形かと問われれば、安定性などの観点からおそらくは流行らないだろうと考察できますが非常に面白い構築であり、テラパゴスデッキは無色2エネで技を打てることから多種多様な構築ができ、研究によって大化けする可能性も秘めているかもしれません。
ドラパルトデッキ
ドラパルトデッキの入賞数は8会場128件のデータの中で入賞数は7件となっており、デッキタイプは下記グラフのように分けられます。
ボムベース系のデッキタイプの活躍が4割を超え入賞率が1位になっていることから、Regionalで活躍の影響もしくはCL東京での某有名人等の使用などの理由から使用者が増えているのではないかと見られます。
入賞されたボムベース系のドラパルトですが、Regionalで活躍されたデッキと全く一緒のものもあれば数枚差し替えられて個々が使いやすくブラッシュアップされているデッキの活躍などがみられました。
シティリーグS1開始直後はピジョット型が多く、次いでネイティオ型が多い分布であり、それ以前はネイティオ型が多く、ピジョットの方が少ない時期がございました。
環境によって戦いやすさや流行などからデッキの形式が変わるのがTCGの基本ですので、入賞のデッキタイプ分布や、SNSでの話題性の具合から今後の環境はボム系のドラパルトが流行してくる可能性が非常に高いと考察しています。
また前記事で記載しましたが、テツノイバラの入賞率が上がってきており、テツノイバラにピジョット型が戦いにくいため流行を加速させる要因とも考えている。
さいごに
1週間に1回(月火投稿)を目途にシティリーグの週末の分析投稿を続けてもいきます。(定期的に個人が気になったのもあげます)
皆様のリアクションなどがあるとモチベーションにもつながると思いますので、拡散やいいねが励みになります。
「○○についての分析してほしい」や「○○についてのデッキ変化作ってほしい」などございましたら、制作を検討しますので、ぜひご連絡をお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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