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HLA-B27関連急性前部ぶどう膜炎

※星読みのブログなので、星読み以外の情報が欲しい方はその部分すっ飛ばして読んでください。希少な病気?らしいので、どなたかの参考になれば幸いです。

2024年6月後半、朝起きたら急に左眼がかすんで痛み、光がまぶしい。
突発性難聴の放置で右耳の聴力を半分失っていたので、五感の異常はすぐ病院!と決めている。五条先生みたいなグラサンかけて、近場の眼科に行った。

結果はブドウ膜炎。
丁度断乳後の生理が4か月なくてホルモン剤を飲んでいたこともあり、そのせいだろうと軽く見ていたら、二日ほどで目が激痛。這うようにして件の眼科へ。

ここの先生、大学病院の眼科で部長さんをしてて、自身のクリニックで手術もやるバリバリのシゴデキDrだったのが幸いした。
炎症がすごく強くて眼球にデカドロンの結膜下注射。逃げる暇もないほど速攻でやられた。そもそも注射のできる眼科医が少ない中、本当に幸運だったとしか思えない。
結果、3回は注射をそこで打った。同時にDrのいた大学病院の眼科に紹介状を書かれる。

シゴデキDrは「自己免疫疾患の印象が強い」という。
そんな馬鹿な。にわかには信じられなかったし最後まで感染症の可能性は?と聞いたが、自己免疫、というのがDrの感想だった。

そしてやはり大学病院でも「担当Drの言う通り、急性前部ブドウ膜炎で間違いないと思う」と診断が下った。
血液検査のための採血をして帰宅。血液検査の結果待ちの間も強い炎症が続いていたので、最初の眼科でDrに注射をしてもらう日々。
しかしここまで来てなお軽く見ていた私は散瞳のミドリンPをさぼり、結果虹彩炎の合併症である虹彩後癒着を起こしてしまった。 
Drに変形した瞳孔を見せられビビりあがった私は真面目にミドリンPをさし、なんとか癒着は外れてくれた。

かすんで痛い目でいろいろ調べた。
三大自己免疫疾患の難病である原田病、ベーチェット病、サルコイドーシス、そしてHLA-B27陽性のもの。
中にはいずれ失明の可能性があるものもあり気が気ではなかった。

そして結果が出た。
HLA-B27陽性。

これは白血球型のタイプのようなもので、
日本人には滅多にいない。日本の全人口の0.3%ほどという極めて少ない型。
緯度の高い地域、とりわけ北欧に多い。

私は顔の彫りが深い。男みたいにゴツいし色も白く
子どもの頃から白人のようなそばかすがある。
(長崎ではこのような人をよく見る)

背も高い。髪は黒いがウェーブのかかった天然パーマだ。
よく子どもの頃はゴリラゴリラといじめられた。

昔から日光に弱くて日焼けが難しい。
だから開口一番、眼科の教授から白人の血が混ざっていないか訊かれた。

私の出身は長崎だ。父は関西~山梨にルーツを持っているが、母の一族はかつての松浦海賊で古くから長崎に定住している。疑わしいのは母の血だ。

問い合わせた結果やはりというか、母方の祖父がロシア系の多い長崎のある地域の出身だった。

祖父は小さい頃に死んでしまったが、鼻が高くて背も高かった。

友人のご主人も祖父の隣町の出身で、彼もロシアの血が混じっているという。
長崎なら欧米人の血が入っていてもおかしくないなとは思っていたが、まさかロシアとは。

母方の叔母は、私と全く同じ急性前部ぶどう膜炎で長く苦しんだらしい。
今から30年ほど昔のことで、当時は幼少期に結核になりかけたせいだということになり、結核の治療をうけ一旦は寛解したらしいが、その後も度々赤くなる事があったようだ。

当時は医学も進んでいなかったために原因も今ほどわからなかった可能性が高い。今HLA型を調べれば高い確率でB27陽性が出るだろう。彼女と私は目元の彫りの深さなど、顔も結構似ている。叔母のほうがより欧米人的な顔だが。

ロンドンで外科医をしている私の従姉妹にあたる叔母の長女が、遺伝子でどんな病気になるかわかるという話をしていたと
さっき電話をしたとき叔母から聞いたが、私もHLAの事を調べていたらそんな文献に突き当たった。

母もリアルタイムで目を痛めていたため、地元の眼科医の治療で効果がなければすぐ都市部の私の所へ呼んで治療を受けさせようと思う。

ちなみにHLA-B27で有名なのは、難病である強直性脊椎炎である。
20-30代の若い男性に多く、女性は男性より発症が遅く軽くすむことが多い。多くは40歳までに発症する。
私もブドウ膜炎と前後して尾てい骨の鈍痛があったため先日検査した。
再来週結果がわかるだろう。

私には息子がいるので、幸いだったのはもし彼にこの遺伝子型が遺伝していた場合
母親の私がHLA-B27ポジティブであることがわかっているので、
強直性脊椎炎の症状が万一現れた場合診断がつきやすくなるだろうということだ。日本ではまれな疾患であるため、どこも原因がわからず診断確定まで平均10年を要するとのこと。そんな辛い目に子どもを遭わせる機会が一つ減った可能性があるだけでも収穫だった。

ここで占星術の話になるが、
今、現行の木星が私の1ハウスのグレートコンジャンクションに120℃をとっている。出生時の太陽とも合を形成している。単純に考えれば超幸運期、ボーナス期間。しかし現実は違った。

まさかの自己免疫疾患、痛いわ苦しいわ、大好きな絵もなかなか描けない。失明するのではという不安。仕事も休まないといけなくなり収入の不安。

どう考えても幸運な状況ではない。

私のふたご座の太陽は9室にあり、海外を意味する部屋にある。
木星は拡大する。さらに高度な学問、海外を司る。
ネイタル1ハウス木星はACに乗っている。オーブを見るとネイタルの土星が最もトランジット木星とタイトなトラインを形成している。

つまりは、先の問題が大きく拡大され白日の下に晒されたという解釈ともとれるわけである。
戦慄すべきは、私の土星は目を意味する場所にあった。

海外にルーツをもつ私の問題(目)に、トランジット木星が拡大をかけ、
先の不安を暴いた。
それによって今後起きかねない問題を回避することができる。

私にとっての今回の幸運とはそういう解釈になる。
でなければ、こんなに都合よく近場にシゴデキDrがたまたま開業してたなんて偶然はなかなかない。

星を読むのは単純ではないけれど、当たるなぁとしみじみ思わせられる出来事であった。

これは蛇足かもしれないが母方の一族はやたらと海外に出たがるし、
おまけに国際結婚が多い。

すべてコーカソイド、欧米人との結婚である。
妹などは帰化してアメリカ人になってしまった。

もしかしたら、私たちの遺伝子に眠るコーカソイドの血が
故郷を求めて遥か海の向こう、かつて自分が生まれた土地、
同族のコミュニティを目指して帰ろうとしているのではないか。
私の甥も姪もコーカソイドとの混血であり、アメリカで暮らしている。

どうやら、遺伝子は本懐を果たしたらしい。







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