見出し画像

重箱の隅を埋める

東京事変の新しいアルバムが出る。
という話を聞いてどこか心が躍るような感覚に包まれた。

およそ10年振りのオリジナルアルバムという事を知り「ああ、もうそんなに時は経ったのか」という焦燥感はあったけれど、この人達を見ていると歳を取るというよりか熟していくという方が合っているというコメントを見て、確かに誕生日を迎えるのも悪くないと思えてくるから不思議だ。

一つ歳を重ねる毎に重箱を重ねていく感覚をずっと持っている。その重箱に何を詰めるのかは自分次第だから、特に目標無くとも何か出来うる限りの事はしたいと思っているけれど、まあ何も出来ずにぐうたら過ごすこういう日も出てくるのは仕方がない。人間だし。

なになにをしたいとは思うしこういう人間になりたいと思う事は多いけどそれに向かって何かしているのかと言われたら言葉に詰まってしまう。
だからまあ楽しければそれでいいやぐらいの楽観主義なのでどうにかなるだろぐらいの軽い気持ちで生きているけれど、それでも歳を取る事に焦らないといえば嘘だ。重箱を埋めるように生きようとはするけれど、重箱の隅をつつかれるような事を言われると何も言い返せないもどかしさ。

もっと楽に生きたいなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?