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【MHWI】ランサーの矜持【モンハンワ-ルドアイスボーン】

 そもそもワールドを始めた時、使う武器は決まっていませんでした。それまでのシリーズは「「ド」が付くほどヘタクソで、そこまでモンハンという作品にのめりこんでいませんでした。初めて触れた作品が2GHD。友人にくっついていくだけの笛を吹くお荷物でした。その後、WiiUでTriGに触れ、そこではハンマーがそこそこ使いやすく、やっと一人で立ち回れるくらいになりました。この頃から据え置き機のほうがやりやすいとわかっていました。そのあとは友人に誘われ少しは触れるものの、やはりそこまでハマるということもありませんでした。
 そしてPS4でワールド。これも友人に誘われて始めるという、基本全てのモンハンは受動的に始めたものばかりです。ワールドでも「さてどの武器を使おうか」と迷い、過去に使用した武器をとっかえひっかえ使っていました。どれを触ってもそんなに上手くはないであろうという先入観もありました。しかしそこで出会ったのが弓でした。これが非常にしっくりきて(当時優遇されてましたしね)一人で駆け抜けられる程度の腕前にはなっていました。これでゼノやマム、歴戦王ネギまでは全てソロで完結できたので、「下手ではない」という自信にはなりました。基本的に「マルチで狩る前に、全てソロで狩れるようになる」というのを一つの制約として設けていました。ゲーマーとしてのこだわりとワールドという作品との相性もあって、長く続けられそうだなとこの頃に何となく気づきました。


 武器の使用回数が弓9割になっていたのですが、そんなときに出会ったのがマムタロトの鑑定武器「ガイラクレスト・惨爪」です。これが私のモンハン人生を大きく変えました(言い過ぎな気もしますが割りとマジです)これも当時当たり武器といわれており、偶然マムで引いただけなのですが「どれ一度担いでみるか」と装備を整えてやってみたところ「まぁなんて面白い!」となっちゃいまして。そこからもう一度私のワールドは始まりました。てか、あのマムの鑑定システムがなかったら私は今でもランスを担いでいなかったかもしれないです。弓も当たりが随分あって狩ること自体に困った記憶はありませんでしたから。

昔の画像を見直したところ弓使用回数1000回を超えた時にまだランスは0でした

 今まで一度も使ったことがない武器ですので、取りあえず最初のモンスターから全て狩り直しました。とにかく基本的な動きを全て覚えるためにトコトンやりました。拾ったランスも色々ととっかえひっかえ担いで兎に角狩りまくりました。

ランスのカモ
カモその2(ワールドだけでの時点で300体くらい狩ってました)
ゼノの次にお世話になった方

 当然最初の頃はヘタクソですから、色々なものに散々頼りました。しかし、どこからかふと思い実行し始めたことがあります。

・ダメージ量が少ないのだから納刀せずに戦おう(移動回復は除くとして)
・全部の攻撃ガードできるのだから装衣は着ないで戦おう(転身とか不動)

 いつからかこの二つを意識し始めました。これが今につながっていると確信しています。所詮ワールドからランスを担いだ新参ランサーではありますが、途中まで一緒にプレイしていた長年のモンハンプレイヤーの友人から「その動きはおかしい」とまで言わしめるレベルにはなっていたようです。友人同士の会話で井の中の蛙ですからそれがどこまで真実だったかはわかりませんが、少なくとも友人とやっても野良でやっても昔までのように自分ばかりが乙って迷惑をかけるという姿は消えていました。


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 昔話ばかりになってしまいましたが、ランスという武器について今私なりに総括します。ここからが本題ですw 以下のことを意識して立ち回ってみることで、動きは見違えることでしょう。

1.戦闘中は常に抜刀し続ける
 まだ低ランクの野良ランサーのクエに救難で入るたびに思うのですが、しょっちゅう納刀しています。こればっかりは装備の問題もありますしカスタムできていなければどこかで必ず回復が必要です。ただ、それを差し引いても無意味な納刀が多く、ただでさえ手数とダメージの少ないランスとしては致命的です。これは先日の記事で書いた「ワールドからやって欲しい」につながります。やはり基本的なモンスターの動きはワールド時代で身につきます。アイスボーンになってからだとどうしてもダメージ量も増えますからモンスターの基本動作を理解するというところに頭が回らない可能性が高いです。ワールドの段階で行動をしっかり理解することで無駄な行動は減らせます。まぁランスに限らずいえることですが。
 装備が充実し(別にミラ装備じゃなくてもいいです)回復カスタムも1段階つけられればもうこっちのもんです。ガードをきっちり勉強していればもう戦闘中無駄な納刀は減ります、というかしません。ただ、回復カスタムがなくとも、モンスターのエリア移動の時まで回復する必要がなくなればそこが一つ到達点でしょう。私個人の話をすると初めての悉くネギ(導きの地の特別任務)を初見納刀無し完封できた時は「あぁ上手くなったな」と実感しました。また、マスターランクのマム(討伐のほう)は最初から最後まで基本抜刀状態です。移動もすべて突進ですw(ひき逃げには注意してます)

2.傷付けは基本カウンタークローで行う
 ワールドだけのころであれば、弱点部位をツンツンやっているだけで勝てたランスですが、アイスボーンが追加されてからはそうもいかなくなりました。抜刀時クラッチクローを出すのにちょっと面倒な操作が必要ですし、マルチだと別の武器に任せればいいという人も多いことでしょう。そうなってくるとソロでのクラッチがおざなりになってしまいます。結局のところこれも前述の納刀回数につながり、戦闘時間を無駄に長くしてしまいます。私自身ランサーの上手い下手を見分けるのにこのカウンタークローを重要視しています。
 カウンタークローは2種類あるのはご存じだと思いますが、この使い分けがまた重要です。強化撃ちの構えからのカウンタークローと、カウンター突きキャンセルからのカウンタークロー。最初の内は前者で色々なモンスターのタイミングを見るのがいいでしょう。特に突進系の攻撃のあるモンスターや攻撃モーションが見やすいモンスターで練習するのがいいでしょう(ティガレックスとかディアブロスとかディノバルドとかレイアとか)あとはジンオウガのダイナミックお手や亜種オウガの予備動作無しローリングなんかでも出来るように腕を磨きましょう。
※ジンオウガのお手に関しては、後者のカウンター突きキャンセルクローの方が個人的には楽だと思ってます

3.何種類かあるガードを徹底的に使い分ける+適切な回避運動
 なんといってもガードのランスですが、以下のガードさえ使いこなせばノーダメ上等になります。

・カウンター突き中のガード
・パワーガード
・ガードダッシュ(全方向)

というか、通常ガードは「まずしない」です。上記全てのガードは攻撃につながります。前述の手数の少なさを補うためにはとにかくこのガードを使いこなすことです。何でもかんでもパワーガードしちゃう人いますけど、あれだとスタミナがいくらあっても足りないです。どの攻撃にはカウンター突きのガードでいいかをしっかり認識を分けて、必要に応じてその二つを使い分けるのがまず最初です。
 そして、個人的に推したいのが「ガードダッシュ」です。これを前方に使っている人はいくらでも見ますが、これを全方位にできる人をあまり見かけません。むしろ一番重要なのは後方へのガードダッシュだと思ってます。後方へのガードダッシュは迫ってくるモンスターの攻撃から一定の距離を保つため、そしてその後適切な位置への攻撃を行うために重要な手段です。そのあと攻撃につなげなくとも、さらにバックステップで距離を取るという手段にもなります。補足となりますが、結局ガードダッシュは「適切な立ち位置への安全な移動」という視点が最も強いです。この行動が最大限威力を発揮するのがラージャンだと私は思ってます。動きが速くなかなか攻撃を当てるタイミングが見いだせないランスですが、この全方位ガードダッシュが使えると隙が見つけやすくなります。
 そしてもう一つが回避です。他の武器と比較して回避運動の距離が圧倒的に短いランスですが、短いながらも少しずらすだけで交わせる攻撃は多いです。ここに関しては私もまだ道半ばのような感じですが、これが極まるとランスはマスターしたと言って過言ではないと思います。上手い人の動画を見ればここがいかに素人と違うかわかります。たったワンステップの動作が生死を分ける、そんな感じの動画を見た人は多いでしょう。


 2018年の発売から、途中何度か休止する期間はあれどここまで飽きることなく続いているモンハン。プレイ時間も4000時間が見えてきて、武器の使用回数もこんな感じになってきました。

人が使わないところばかり使うタイプ

ワイルズまであと1年以上はあるでしょう。まだ上手くなれると思っているので、以前ほどのペースではないにしろ遊び続けていこうと思います。1回1回が全て違う狩りになり楽しいというのはやはりこのゲームの醍醐味でしょう。それもあってか固定メンバーを嫌い野良を好むのかもしれません。

 ただ、ワイルズ発売される頃には体がついていくか時間があるか、それが微妙。買うけど。

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