MVは設置されたマッチに火が移っていくものと、人の手が持ったライターに点火するものの2種類がある。いずれとも中心は火で、点ることと消えることとで雄弁に、言葉にできない痛みが渦巻くこの曲を表現する。「この無力な両手を」と歌うその声の後ろにある、絶望と痛みの深さと、静謐ささえも。

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