短編小説のように、少しずれた起床時間から始まり、同じ街で暮らす男女が描かれる。挿入される演奏シーンとは無関係に、何となく互いを認識しながらも、すれ違い続ける時間。けれど、それは緩やかに交わり出し、直接傘を差し掛けたところで終わる。色んなこともあるけれど、それは確かに、明るい方へ。

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