ゲームの未来に思いを馳せた日々

プレステに限らず、RPGが好きだった。

『FFⅦ』を初めてやった日、オープニングの映像を何度見ただろう。

『アークザラッドII』は、好きなRPGのナンバー1だ。
歴史という時間をゲーム中に感じられた。登場人物の言葉から、ゲームの中の図書館から。空間だけでなく、本当に広大な世界にいることを感じさせてくれた。単調なレベル上げをせずとも、ハンターという仕事を楽しめば、無理なく次のストーリーに入っていけた。

『幻想水滸伝』もよかった。108人仲間になる?!そんなゲームはなかった。

『ポポロクロイス物語』も好きだった。素敵な絵本を見ているようだった。
Ⅱはロードの時間が長すぎて辟易としたけれど。

プレステには、いろんなゲームが登場した。
『I.Q インテリジェントキューブ』『バイオハザード 』『パラッパラッパー』『リッジレーサー』『ぼくのなつやすみ』『影牢』etc

ここに書ききれるわけがない。

RPGは、そんないろんなゲームを盛り込める噐になると感じた。RPGという擬似空間の中にいろんなゲームを盛り込めば、RPGは無敵のゲームジャンルになるんじゃないか? そんなことを考えた。『FFⅦ』に登場するミニゲームたちのように。

もっともっとゲームが面白くたまらないものになるぞ!

興奮した。

大事な思い出は、そんな大好きなRPGから?
いや、私にゲームの可能性の片鱗を見せてくれた『プレプレ』を紹介したい。

『プレプレ』は、PS専用CD-ROMマガジンだ。
CDに体験版やデモムービーが入っていた。ユニークなCMが多かったから、テレビCM映像も楽しかったなぁ。

やりたいゲームを全て購入できない。大学生だったとはいえそこまで暇もない。
だから、体験版やデモムービーは嬉しかった。
『やるドラ』『オメガブースト』の体験版をやったことは忘れられない。
特に『オメガブースト』はその飛行の気持ち良さがたまらなく好きで、体験版をずっとやっていた。

ゲームの先について、思いを馳せたあの日々をくれた『プレプレ』に感謝したい。

ありがとう『プレプレ』。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。