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「肉のハナマサ」は今日も私をときめかす

自分で調理するようになって、もう二年くらいになるだろうか。今は、週に何回か二人分を作らなきゃいけないこともあって、作ることが楽しいばかりではないけれど、自分が食べたいものを作れる楽しみがある。工程や下ごしらえが大変過ぎなければ、食べたことない料理だって自分で作ればいいし、ちょっとしたランチのパスタだって、麺の量も太さも自分の好みで作れるし、乗せたい肉も野菜も、自分が食べたいものを乗せればいい。

特に野菜は、近所に野菜が異常に安いスーパーがあって、見たことも、食べたこともない野菜を見つけては、時々、「〇〇(野菜名) レシピ」で検索して、作ることもある。エシャレットは根に近い部分をちょっとカットして、味噌とマヨネーズを1対1で混ぜたものが定番になったし、こないだはターサイを買ってきて、エビと卵のあんかけを作った。春には、フキやウドも食卓に並ぶ。季節のものを食べれる喜びを感じている。

それはいい。

が、野菜に合わせる肉といえば、鶏ももか豚バラばかり。肉の変化は野菜ほどにはない。肉屋は安いものばかりを置いてるわけでもなく、肉だけ買いに肉屋に行くことはないし、徒歩10分の大型スーパーには魚介も多いが、安いものばかりではない。普段の食事のために、魚介が選択肢に上がることは少ない。

ところが最近、近所に「肉のハナマサ」ができた。もっと近いスーパーがあるので、日々の食事のために毎日行くのは億劫だが、このハナマサは私の散歩コースの途中にある。週に一回くらいは、無理なく寄ることができる。店内は肉が豊富で、魚介も安いもの、普段見ない魚介がたくさん並んでいて、心がときめく。

妻は私ほど、好きではないので、妻のために作ることはないが、ホルモンも豊富だ。

魚介も、一番近くのスーパーより安い。

卵も米も安い。

鍋のもとも豊富。

調味料・ソースも。

今日は、これらの商品を指をくわえつつ、店内を散策したあと、2日前、近所のスーパーで安く手に入れたパクチーのナンプラー炒めのための、むきえびをゲット。あとは安かった卵と豚こまを買って、退散。

次は何を買おうかな。大きな魚の切り身で鍋にしてもいいし、安価なシーフードミックスで、魚介料理の幅を広げるのもいいかもしれない。妻が出張でいない日に内緒でホルモン料理尽くしにしちゃおうか! ハナマサは今日も私をときめかせ、仕事ですさんだ気持ちを豊かにしてくれる。ありがとうございます。

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のーどみたかひろ
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。