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公演を目前に控え、一人の演出家と二人の役者で挑む南米の二作品について、三者三様の視点で語りつくします!
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記事一覧

連続インタビュー 1人目:むらさきしゅう

第一の語り部は、『この村に泥棒はいない』でダマソという一人の男を演じるむらさきしゅうです。

ダマソと自分との共通点

- ダマソを演じていて、自分自身に通じるところはありますか?

クリティカルにあります、もしくはあったこととして捉えられますね。ダマソが抱えている苦しみは、自分の人生でも通過したことがあるものとして、実感を持って理解できます。通過っていうのは、似たような質感の悩みを持ったことがあ

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連続インタビュー 二人目:鎌田紗矢香

第二の語り部は、『コルネリア』で鏡と対話をする一人の女を演じる鎌田紗矢香です。

不器用な女性ですね

- コルネリアはどういう女性ですか?

不器用な女性ですね。器用だったら、こんなことにはなっていないはずなのにと思うことがよくあります。とはいえ不器用なりに最後まで懸命にあがいている女性です。ちょっと浮いた人に見えるかもしれませんが、取り立てて変な人だとか、狂った人だというわけではなく、たまたま

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連続インタビュー 三人目:守山真利恵

第三の語り部は、演出の守山真利恵です。なぜこの2人の役者が、南米の2作品をやることになったのか、真相が明らかになります。

触れたくない部分にちゃんと向き合って躊躇なく傷ついてくれるんです

- なぜ二人芝居にしたのですか

限られた時間の中で、その人ときちんと会話ができるような関係になるためには二人っていう人数が最大でした。役者が何を考えているのか、何を思っているのか、どういう価値観を持っている

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